日本株が健全に上昇しない
企業業績に対して、全く株価が伴わない
外国人が戻ってこない
今年の日本株はこんな話ばかりでした。
コロナのあと、日本企業はかなり踏ん張ったと思います。
もともと日本は金利がつかないので、アメリカと比較して、お金がじゃぶじゃぶ流されたわけではなかったのですが、なんとか自力で頑張った企業がとても多いと思います。
もともと新陳代謝の悪い日本経済ですので、健康体ではなく、
なんとか大きな病気を避けながら来ました。
菅さんが退任されてから、自民党の選挙で河野さんをトップにという期待感の“点滴”が効いたのか、
一時的に株価が上がった9月。
そして、リーダーが岸田さんに決まってからというもの、株価は、下げ傾向に一転してしまいました。
新自由主義?
わからない…
日本人でさえわからないのに、外国人投資家にわかるわけがないのでは。
そのうえ、
金融所得税に関する発言、
自社株買いガイドラインに関する発言、
全て市場にはネガティブに働いています。
彼は、いったい日本経済をどうしようとしているのか。
分配の方法も、どんどん社会の新陳代謝の悪い方悪い方へ向かっているので、
新しいビジネスも経済の活性化も起きない、経済が委縮する方向の施策ばかりが
目に付く。
岸田さん、もっと新陳代謝が起きる施策を出してください!
今の企業業績は、過去最高にいいのに、投資家には全く評価されていないこの状態は、日本人投資家としては、なんとも歯がゆく、苦しい。
株価が正当に評価されなければ、日本の金融市場も日本経済も正常に育たないし、
自分で年金を運用するという高齢者が多い日本人の自立にも支障をきたします。
日本人としては、このまま、日本経済を癌患者にしないでいただきたいのです。
とにかく、悪いものは取り除き、経済に新しい細胞を産みだす施策を打ち出して欲しい、
そう願ってやまない日々です。