プライドを壊されたウサギは
狂った時計を頼りに
進まないよ秒針がと嘆き
沈んだまま浮かんではこない

継ぎ接ぎの私を
優しく抱いてくれた貴方
同じ姿で目の前に居るあなたは誰?

泣く泣く認めれば
優しく影のように必然に
痛み無く寄り添い
私というかたちをなぞってくれた
創ってくれた

貴方は海へ飛び込んだ
私と同じ名の重りを抱えて消えた

ごめんねロミオ
わたしやっぱり
あなたと生きればよかったわ

時計とメロディ私の中で
ピタリと止まりもう動かない

青銅色に犯される涙の
痕は次第に鉛の色へ

覚えのある懐かしいメロディに
本能は涙を流す
冷めた哲学で割り切れず
感情は1000ピースに分割される

貴方のその悪趣味や価値観も
全部脳に抱きたくて
貴方にただ引きずられたくて
わたしおかしいでしょう
矛盾の海でしょう?


プライドを壊された
ウサギの希望のメロディ
私の中でピタリと止まりもう動かない
青銅色に犯される涙の
痕は次第に鉛の色へ

何もかもがリセット出来るなら
私は何を捧げてもいい

だからどうか深海に眠る彼の
亡骸と同じ海へ
浮かべて欲しい

視界はひとつでいい
二人はひとつになる
同じ夢を見るの


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