~こころのメッセージ~
  
今朝、私のLINEに1通のメッセージが入りました。
  
3ヶ月間、とあるコンテストで勝つために顔晴っていた女性が、無念にも決勝まで進めずに負けた…という内容でした。
  

私は、そのメッセージを頂いてからすぐに返信しました。

『何にも謝ることは無いし、恥じることは無い。たまたまそれが評価する人の価値観、評価に合わなかっただけ。むしろ挑戦し続けた分だけ成長はしているし、まだまだ成長するだけの余白は有るということ。いつかあの経験が有ったから…と言えるくらい、更に磨きまくって、顔晴って。みんな、あなたの普段の顔晴りを見ているから、これからも応援しているよ。』と返信しました。
  

きっと、彼女自身3ヶ月間顔晴ってきたのに報われず、悔しくて、納得出来なかった気持ちでメッセージをしてきたのでしょう。

いわゆる、『挫折』を味わう瞬間です。
  

しかし、私は『挫折は最幸の教科書』といつも言っています。
  
たしかに勝つこと、順調に進むこと、評価されることは大切なことです。
それほど嬉しいことは有りませんし、やってきた達成の気持ちを味わえます。
  

しかし挫折もまた、顔晴ってきた人、挑戦してきた人にしか味わえない、文字や言葉、理屈では表せない、最幸の教科書になります。
もっと今よりも伸ばせるから、自分が見える形で教えてくれているのです。
  

今の自分がどういう状態で、どこを改善して磨けば、今以上に伸ばすことが出来るかを、教えてくれています。
  

挫折したことが有る、無いが全てではありませんし、必ず味わいなさいということではありません。
  

しかし、挫折が多ければ多いほど、今以上に一歩も二歩も前に進むことが出来ます。
  

悔しい、嫌気が差すと投げやりにするのではなく、ゆっくりでもきちんと受け止めて見直すことで、更に成長した自分、今以上に素晴らしい自分になれるのです。
  

そうして受け止め方を少し角度を変えれば、『最幸の教科書』に生まれ変わるのです。
  

今日のこころのフォトは、京都宇治の三室戸寺の蓮の花。