vol.1341
こんにちは!
国立市で
美と健康を
美療という
視点でケアし
健康美容長寿の
実現を目指す
美療室ricoを経営しています
三島忠です
以前
以下のようなメールを
いただいたことがあります
先日白髪染めをしたところ
塗っている最中から
地肌に刺激を感じました
そして
次の朝起きると
表に出れないくらいに
顔が腫れあがっていました
慌てて病院に行くと
ヘアカラーによる
アレルギーという診断で
薬をもらい数日で
症状は治りました
今後
白髪染めは諦めないといけないのかと思っていたところ
そちらのホームページに
行き着きました
こんな状況でもそちらなら
白髪染めをすることは
可能でしょうか?
こんな内容のメールでした
ヘアカラーをして
次の日の朝起きたら
顔がパンパンに腫れていたなんて
とてもショッキングで
驚かれたと想います
しかし
このような事は
日常的に起こっている事なのです
ヘアカラーは
白髪染めを含めて多くの方々が
日常的に行っています
ヘアカラーをして
髪のダメージを感じている方は
多いと想いますが
頭皮や肌に不調が出る方は少数です
しかし
アルカリ性のヘアカラーは
人間の肌にとって有害な成分を含み
刺激が強い性質のものなので
事前のパッチテストが
義務付けられているものなのです
パッチテストが必要という事は
トラブルの恐れがあるという事
しかし
その認識が薄い
もしくは
無い方も多いのが現状です
美容師ですらその認識が薄いと
言わざるおえない事態があるのは
パッチテストを行わないところが
多いという現状が物語っています
ricoでは
先のお問い合わせの
メールをいただいた方のような方が
救いを求めての相談が後を断ちません
我々は
そのような方に接する機会が多いので
薬剤に関してのトラブルや人体に対する
薬害についてはとても敏感です
なので
ricoでは
白髪染めは髪と地肌に安全な
ヘアマニュキアしか
取り扱いません
パーマなどの薬剤も
人間の肌と同じ
弱酸性のものしか
使わないのです
ちょっと
愚痴っぽくなりますが
そもそも
美容師は国家資格
その国家資格を取得するために
専門機関で専門知識を習得します
科目の中には皮膚科学や
人体の構造及び機能に
関するものもあります
しかし
それらが生かされていない
または
新たに時代に沿った
薬剤と人間の皮膚と毛髪に関する
知識を学べる科目の
必要性を感じます
「美しくなりたい」
という想いで女性は
美容室でカラーをしたり
パーマをかけたりします
しかし
その行為が
危険と隣り合わせであるという
現実を回避するには
専門家である美容師の認識の向上が
不可欠なのはいうまでもありません
美容師はその昔お客様から
「先生」と呼ばれていました
美しくなる専門家であり
尊敬の対象だったのかもしれません
しかし
今はそのような感覚を持つ
お客様は少ないかもしれません
価値の多様化が著しい現代では
美容師に対して求めるものも
様々であると思います
が
しかし
美容師は生身の人に
術を施す仕事
髪は死んでいる細胞ですが
毛根は毛細血管とつながっていて
赤血球の存在も確認できます
髪といえど身体の一部であり
頭皮は肌そのものです
ヘアカラーでトラブルを起こした
方々に接するたびに
生身の人を相手にする
美容師の認識の低さに
考えさせられるものがあります
このブログを書いているのも
こんな現状を少しでも改善できれば
という想いが理由のひとつ
かぶれやアレルギーが原因で
白髪染めができないと
お悩みの方がいらしゃいます
そんな方のお悩みを
ricoは解決していますが
ご相談があるたびに
今日のような
想いが芽生えてきてしまいます
世の中から白髪染めのトラブルが
少しでもなくなるように
まだまだ情報発信を
していかなければならないようです
それでは
また明日
rico
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