vol.1383
こんにちは!
国立市で
美と健康を
美療という
視点でケアし
健康美容長寿の
実現を目指す
美療室ricoを経営しています
三島忠です
先日
飛び込みお客様が
ご来店された時のお話です
ricoは完全予約制ですので
施術をして差し上げることは
できなかったのですが…
「白髪染めをして欲しいんですけど
どんな種類の白髪染めがあるんですか?」
とのご質問を受けました
まず
大まかに言うと
アルカリ性と弱酸性の
2種類のカラー剤が有ります
それぞれの特性をお話しします
アルカリ性のカラーは
一般的に多く使用されるカラー剤で
白髪のカバー力が強く
色持ちと発色も良く
トーンUPが可能です
その反面
アルカリ剤は肌への刺激があり
髪のダメージが有ります
また、染料に含まれるジアミンがかぶれを
起こす可能性が有りますので
施術前にパッチテストが必要です
一方の
弱酸性カラーは
一般的にはヘアマニキュアと呼ばれ
髪に吸着するタイプのカラー剤です
髪と地肌に刺激がなく
かぶれを起こす心配がありません
その反面
地肌にも染まりやすく
2〜3日残ることが有ります
トーンUPもできません
手短にこの様な
説明をさせていただきましたが
そのかたは
ナチュラルな黒髪が
美しいロングヘアーの方でした
何も知らずに
美容室で白髪染めをオーダーすると
高い確率でアルカリカラーで
染められてしまいます
アルカリカラーと弱酸性カラー
それぞれに
メリットとデメリットがありますので
何を優先したいのかで
選択は変わりますが
ricoでは
美と健康を最優先にするため
弱酸性カラーでの白髪染めしか
承っておりません
40代以上のデリケートな髪と肌に
刺激が少なく
収斂(引き締め)作用
殺菌作用
などの効果がある
弱酸性美容法ですが
ricoでは
白髪染め パーマ ストレート
それぞれで弱酸性の薬剤を使用しています
特に白髪染めに関しては
染める頻度が多く
近年では
アルカリ性カラーでの
髪や地肌の
不調やトラブルが多くなっています
そんなわけで今日は
初めて弱酸性カラーを体験なさる方から
よくある質問に答えてみたいと思います
Q 弱酸性カラーはパッチテストしなくても
いいってほんと?
はい、本当です
弱酸性カラーは
科学作用で染めるカラーとは違い
色素が毛髪に吸着して染まる
化粧品扱いのカラーなので
アレルギーの原因となりうる
過酸化水素やジアミン系の色素など
刺激の強い成分は含まれていません
なので法律的にもパッチテストは
必要とされていないため
肌の弱い方などでも
安心して染めることができます
Q 弱酸性カラーの色持ちはどれくらい?
髪や地肌を傷めない
白髪染めとして
人気の高い弱酸性のヘアカラーですが
染色された部分は
少しずつ退色していき
最終的には元の
白髪に戻っていきます
個人差がありますが
3ヶ月から半年程度は
髪の吸着しています
染色後の根元は
日々伸びていきますので
3〜4週間で約1cm程度白髪が
出てくることになりますので
そのタイミングで
ヘアカラーをされると
キレイな色合いを
保つことができます
一般的なアルカリカラーよりも
伸びてきたところとの境目が
クッキリしないのも特徴です
Q パーマとヘアカラーを
同時にできるって本当?
弱酸性美容法においては
パーマのことを
トリートメントウェーブと
呼んでいます
トリートメントの効果を
発揮させながら
ウェーブをつけると言う意味からですが
ウェーブもカラーもどちらも
皮膚と毛髪を傷めませんので
同時に施術を受けることができます
Q 弱酸性カラーはどうして地毛よりも
明るくできないの?
アルカリ性カラーは
染料色素と脱色ブリーチ剤が
混合されているので
地毛を脱色しなが
ら染めることができ
地毛よりも明るく
染めることができます
一方弱酸性カラーは
地毛を明るくする脱色剤が
含まれていないので
地毛の色よりも
明るくすることができません
しかし
白髪の部分には
どんな色でも発色するため
白髪の分量により
明るめの仕上がりにする事が
可能になります
いかがですか
髪と地肌を傷つけない
老化を促進させない
これらのことに
徹底的にこだわったのが
弱酸性美容法です
疑問質問はお気軽に
お問い合わせ下さいね
それでは
また明日
rico