大使館前の"慰安婦像" | ソウルの風に吹かれて、時には優しく、時には雷雨のごとく!

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韓国での暮らしを通して観た韓国社会の素顔や日韓関係、南北問題、韓流など興味を引く情報を紹介してゆきます。

今日は領事館に行く用事があり、ついでに今、再建築工事中の日本大使館も見て来ました。

 

 

旧建物は完全に撤去されていましたが、まだ新しい建物は姿もありませんでした。
敷地の中にあるように見える高層ビルは残念ながら大使館とは何の関係もありません。

そして正面に大使館を見つめるように居座っているのが数百体の分身を世界中に持つ御本尊の慰安婦像です。

 

 

3.1運動100周年記念日を数日後に控えて、ひと際力が入っている様にも見えます。

地元のソウル市鐘路区が"公共造形物"として保護しており、横のビニールテントには像を守る人たちが寝泊まりしています。 本当に半端じゃない執念です。
「外国公館に対する侮辱行為を禁じたウィーン条約に違反している」なんて、ここでは何の意味も無いようです。

今日も若い女の子が日本を激しく非難するプラカードを掲げて立っていました。

「政治的に日韓両国が納得出来るような解決はまず不可能だろうな」という思いを強く持ちました。