益々「近くて遠い国」となりつつある韓国!? | ソウルの風に吹かれて、時には優しく、時には雷雨のごとく!

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韓国での暮らしを通して観た韓国社会の素顔や日韓関係、南北問題、韓流など興味を引く情報を紹介してゆきます。

今年のゴールデンウイーク(GW)期間の国内と海外を合わせた旅行者数が過去最高の見通しとなる一方、韓国を旅行先に選ぶ人の減少が止まらない。
反日路線を掲げる朴槿恵(パク・クネ)政権発足後、3年連続で大幅減が見込まれ、専門家は「日本人は旅行先として親日国を選ぶ」と指摘する。

14年の同じ調査では23・7%減、13年調査では10・9%減と、朴政権が発足した13年以降、3年連続で2ケタ減。
旅行者数も12年には12万8000人と地域別で断トツだったのが、今年の推計は7万5000人と、2位の中国(同7万4000人)に迫られた。

日本人にとって“最も近い外国”は、いまや遠い存在になりつつある。

(サンケイ 4/7)




最近、ソウルで日本人旅行者を見る機会はめっきり減りましたもんね。

ほんの3~4年前まではロッテホテルの免税店に行ったら日本人観光客で溢れていましたが、今は中国人で溢れていますからね。

ホテルに勤めている韓国人の友人から聞いた話ですが、中国人のショッピング意欲は強烈で、ホテルからショッピングに出る時に大きな空のトランクをゴロゴロと引いて出かけて帰ってくる時にはトランクが買い物で一杯になっているそうです。

彼らがチェックアウトした後の部屋は包装箱や包装紙がゴミの山となって残されており掃除が大変なんだと嘆いていました。

中国人観光客は主に朝鮮族の中国人が案内をしていますが、まだガイドとしての経験が少なく、常識的な訓練もされていないのでトラブルが後を絶たずに頭が痛いとの事でした。

しかし、韓国にとっては日本人観光客にとって変わる重要なお客さんである事は間違いないので、今後経済的にも益々中国に依存度が高まってゆくしかありませんね。


まあ、逆に円安の影響もあってか日本を訪問する韓国人観光客はどんどん増えているそうですから、韓国の人にとっては「反日と生活」は別問題ということなんでしょう。

反日を煽っているのは韓国政府と韓国マスコミ、それと反日市民団体が中心的に騒いでいるだけで、一般国民にとっては反日で経済が行きづまって飯が食えなくなる方がはるかに関心事である事は間違いないようです。