福島事故よりはるかに危険な「韓国原発」?! | ソウルの風に吹かれて、時には優しく、時には雷雨のごとく!

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韓国での暮らしを通して観た韓国社会の素顔や日韓関係、南北問題、韓流など興味を引く情報を紹介してゆきます。

釜山地裁東部支部は10月17日、古里原発(釜山市機張郡)から7.6キロほど離れた所に住む女性が「原発から発生する放射線にさらされたことで甲状腺がんを発症した」として、韓水原を相手取って起こした訴訟で「韓水原は原告に対し慰謝料1500万ウォン(約151万円)を支払うように」と命じる判決を下した。

地裁は、ソウル大学医学研究院が2011年に行った疫学調査の結果、原発周辺住民の甲状腺がん発症率が、30キロ以上離れた地域に比べ2.5倍に達したことを根拠として示した。
1986年、旧ソ連のチェルノブイリ原発で事故が発生した後、がんにかかった人も甲状腺がんが多かった。

 一方、韓水原は、原告の居住地周辺の放射線量が、韓国のどの地域に住んでいても自然に取り込む放射線量の範囲を超えていない、と反論した。 韓水原の職員たちを、放射線に触れる作業に従事する職員と事務職員に分けて調査を行っても、甲状腺がんの発症率にそれほど差はなかったという。 結局、結論は上告審に委ねられることになった。

(朝鮮日報  11/16)





この記事って、「韓国の原発周辺の地域に放射能が漏れている」という事を韓国の裁判所が認めたという事ですよね。


「地裁は、ソウル大学医学研究院が2011年に行った疫学調査の結果、原発周辺住民の甲状腺がん発症率が、30キロ以上離れた地域に比べ2.5倍に達したことを根拠として示した。」


こんな大変な調査結果が出ているにも関わらず、韓国では全然騒ぎませんからね。


反対に「日本から輸入されている水産物やくず鉄」が放射能汚染されているかも知れないので政府はもっとしっかり検閲しろとマスコミや国民は大声で騒いでいます。


日本がらみになるとうるさいけど、足元ではもっと深刻な問題が起きている事に早く気付いて対策を立てないと、23ヶ所もある原発周辺の住民の多くがガンになってしまいますよね。