日本銀行(日銀)が31日、追加の量的緩和を断行した。
“サプライズ量的緩和”に日経平均株価は前日比755円56銭(4.83%)高の1万6413円76銭となり、1ドル=111円12銭まで円安ドル高が進んだ。 これは6年10カ月ぶりの円安ドル高水準。
日銀はこの日、金融政策決定会合を開き、年間の資金供給量を現在より10兆-20兆円増やした年間80兆円とすると明らかにした。
(中央日報 11/1)
日本も安部さんが舵を取るようになってから“アベノミクス”と騒がれた数々の経済復興政策を打ち出してきましたが、中々成果が伸びず、苦しい戦いを強いられていますね。
アメリカは6年に亘る米ドルの量的緩和を数日前に終了宣言をしましたが、日本はこれから本格的な日本円の量的緩和政策を実施していくようです。
韓国は政府やマスコミはウリナラは経済先進国の仲間入りをして世界第何位だとか騒いでいますが、なんせ韓国ウォンは米ドルや日本円のように世界で通用する通貨でないので、こういった独自的な経済政策をとる事ができないわけです。
結局、アメリカの経済政策や日本の経済政策にヤキモキしながら、その影響と対策に専念する事しかできないんですよね。
気の毒ではありますが、それが「国力の差」なので仕方がありません。
ところで最近やたらと20兆円だ、30兆円だという報道がよく目に付きますが、いったい「1兆円」ってどのくらいのお金なんでしょうかね。
私も庶民なので10万円とか100万円ぐらいまではなんとか感覚的に分りますが、それ以上になると全く実感外の世界になってしまいます。
そこで1兆円がどのくらいのお金なのか、ちょっと私なりに解り易くなるように考えてみました。
例えば、ここにあなたの銀行口座があって、毎日100万円がその口座に振り込まれてくると考えてみますね。
今日も100万円、明日も100万円、明後日も100万円と毎日100万円が入ってきたら、あなたは人生をどのように楽しむでしょうか?
ではその合計金額が1兆円になるまで続くとしたら、どのくらいの期間を振り込まれ続けるのでしょう?
ざっと計算してみると、なんと“2,740年間”かかるんですよ。
あなただけでなく、あなたのお子さん、孫、その孫、さらにその孫とあなたの子孫も30代ぐらいまでが生まれてから死ぬまで毎日100万円を貰い続けることができるんです。
こうして見ると「1兆円」って本当にすごいお金なんですね。