相次ぐ大型事故、もうウンザリの韓国社会。 | ソウルの風に吹かれて、時には優しく、時には雷雨のごとく!

ソウルの風に吹かれて、時には優しく、時には雷雨のごとく!

韓国での暮らしを通して観た韓国社会の素顔や日韓関係、南北問題、韓流など興味を引く情報を紹介してゆきます。

竣工を約20日後に控えていたオフィステル(事務所兼住居建物)の地盤が沈下して建物が傾くという事故が発生した。
地下鉄の追突や旅客船エンジンの故障に続き今度は建築物での事故が発生した。

12日午前8時ごろ、忠清南道牙山市屯浦面石谷里(チュンチョンナムド・アサンシ・トゥンポミョン・ソクコンニ)で、7階建てのオフィステルのうち1棟が20度ほど傾いた。
建物内部や周辺には作業員はおらず人命被害はなかった。
オフィステルが建てられた敷地はもともとは畑で、地盤が弱い場所だったという。

公州(コンジュ)大のキム・ギルヒ教授(建築学)は「地盤が弱い場合、岩盤まで鉄柱を打ち込んでその上に基盤工事をしなければならない」とし、「この作業が不十分だった可能性もある」と話した。
 (中央日報  5/13)





韓国では先月の旅客船沈没事故以来、安全に対する関心が高まってきています。

しかし、その後ソウルの地下鉄の追突事故、竹島(独島)旅客船のエンジン故障漂流事故など死者は出ませんでしたが大型事故が続いています。

もう、韓国人もあきれて「いい加減にしてくれ」と叫びたくなるほどでしたが、また新しい事故が出てきましたね。

“ピサの斜塔に負けじ”とばかりに7階建てのオフィステルが20度ほど傾きました。

どうもこの手の事故は慢性的になっているので、まだ当分は無くなりそうもありません。


今回の旅客船沈没事故があまりにも韓国社会に大きなショックを与えたので、本来6月初旬の選挙が今の韓国社会の一番の関心事になるはずなのですが、全く選挙は盛り上がっていませんね。