韓国軍幹部が、北朝鮮と戦争になれば「韓国が負ける」と“本音”を発言?! | ソウルの風に吹かれて、時には優しく、時には雷雨のごとく!

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韓国での暮らしを通して観た韓国社会の素顔や日韓関係、南北問題、韓流など興味を引く情報を紹介してゆきます。

韓国はこんなに自信が無くて、国が守れるのでしょうかね。


韓国軍幹部が、北朝鮮と戦争になれば「韓国が負ける」と発言し、騒ぎになっている。
火消しに乗り出した金寛鎮国防相は「戦争すれば北は滅亡する」と豪語したが、国会での追及に韓国は戦力で北朝鮮に劣るとの矛盾した言葉も口にし、混乱が続いている。

 5日の国会でチョ・ボグン国防省国防情報本部長(中将)は、南北のどちらが勝つかと問われ「米韓同盟を背に戦えばわれわれが圧勝するが、米軍を除き南北が一対一でやれば負ける」と明言した。

 韓国は「米軍なしには北を抑止できないとの不安を抱いている」(外交筋)のが現実で、チョ氏の発言は分析を背景にした“本音”の可能性もある。

  (サンケイ  11/8)




南北の緊張状態が高まっている中で、少なくとも韓国の現役軍幹部が言う発言ではないでしょう。

確かに韓国軍は今まで戦争をして勝ったという経験を持っていませんから、自信が無いのでしょうかね。


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建国して2年もしないで朝鮮戦争が勃発し、3日後にソウルは陥落、10日後には釜山近くまで追い詰められ、絶体絶命の窮地に陥った韓国軍でした。

その後、米軍を中心とするUN軍の救援を受けて盛り返しましたが、もう少し遅れていたら全滅したかもしれませんでした。

60-70年代はベトナムに派兵されましたが、結果的に米軍と共に敗退して撤収しています。

ですから、まだ韓国軍は戦争で勝利をしたことがありません。


装備では、経済力の発展と共に近代武器をどんどん買い入れ、軍事力ランキングでは日本の自衛隊以上とも言われています。

しかし、米韓は有事の際の作戦統制権を米軍主導の米韓連合軍から韓国軍に2015年末に移管する計画でしたが、韓国は今年になって移管時期を延期するよう米国に要請しています。

長年、米軍の下で育成されてきたためと、朝鮮戦争での経験がトラウマになっているのでしょうね。


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一方の北朝鮮軍も装備の老朽化が指摘され、食糧難などで士気の低下も言われています。

通常兵器で正面からぶつかれば韓国軍の方が有利でしょうが、北には「核兵器」があることと、10万人といわれる「特殊部隊」が脅威でしょうね。


軍事境界線にまだ残っているといわれる十数本の南進トンネルを通って前線の後方に侵入されて、軍事施設やインフラ設備の破壊、要人の暗殺などが頻発すると韓国中がパニック状態になる怖れもあります。

原発設備が破壊され、放射能が漏れた場合には、日本の福島の比ではないでしょう。



どちらにしても日本は朝鮮半島の有事の際に「集団的自衛権」を発動して介入なんか絶対にしないでほしいですね。

間違っても韓国に感謝されることなんて無いでしょうから。