国際社会で好感度の高い国はどの国!? BBC放送が16カ国とEUを対象に調査結果を発表。 | ソウルの風に吹かれて、時には優しく、時には雷雨のごとく!

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韓国での暮らしを通して観た韓国社会の素顔や日韓関係、南北問題、韓流など興味を引く情報を紹介してゆきます。

米国や中国、日本など世界16カ国と欧州連合(EU)を対象にした国際社会の好感度に関する調査で、日本は4位、韓国は10位だったことが27日までに分かった。
これは、英国BBC放送が昨年末と今年初め、世界25カ国・約2万6000人を対象に実施した調査で、韓国が国際社会に及ぼす影響について肯定的に評価したのは36%、否定的に評価したのは31%だった。 (朝鮮日報 5/28付)


韓国は昨年12位でしたが今年は10位に上がり、喜んでいますね。

全体で好感度の高い国家順位で1位はドイツでした。
2位はカナダ、3位は英国、昨年1位だった日本は今年4位に下がったようです。
そして中国は8位、北朝鮮は最下位圏で15位でした。

特に韓国に対する評価が悪い国はドイツ(65%)、フランス(47%)、メキシコ(45%)、カナダ(41%)、英国(40%)、トルコ(40%)などでした。
ヨーロッパ圏の国が思ったより韓国に対して否定的なのは、意外な結果ですね。

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興味深いのは日韓中3国間の互いの国に対する評価でした。

韓国に対し肯定的に評価した日本人は19%で昨年に比べ15ポイントも下がったようです。
それに比べ中国人は44%が韓国に対し肯定的に評価し、28%は否定的に評価した。
また日本に対し肯定的に評価した韓国人は21%、中国人は17%にとどまりました。
そして中国に対し肯定的に評価した韓国人は23%、日本人は5%にすぎなかったようです。

この結果を見ると反日を掲げて、連日攻撃している韓国、中国の国民よりも、批判にさらされている日本国民の方がはるかに相手に対する不信感、否定的感情が大きいようです。

国際間の問題でも日本人はできるだけ感情を抑えて理性的に対応しようとするだけ、無理が重なり内にこもるストレスが大きくなるようです。

一方、韓国や中国は国際社会に向かっても言いたい事を言いまくっていますから、相手から嫌われても本人はストレスが発散されてスッキリしているのかもしれません。

日本は国際社会に対しても「優等生であろうとする真面目さ」が自らを追い込んで対応能力を低下させているような気がします。

それが日本に対する評価を高く維持している長所かもしれませんが、所詮、各国が国益を追求して凌ぎを削る国際社会ですから、もっと図太く、大声で主張してゆく姿勢も必要ではないでしょうかね。