tltc てれちく テ  うちらは、どこにたどりつくのか -35ページ目

tltc てれちく テ  うちらは、どこにたどりつくのか

「千」のササキングとマチカド「やかあ」のサルジとバカズ 両岸のあいだで起こったこと。こちらでくり返されるテレチク。 幽霊と相場 からだと宮殿 戦いの記録  0時から()へ 気のプログラムにデジタルソースを ゆきのただゆきゴトーユーダイかかり ふうし三崎義之

空が絵画のように青い。


やかあの路地から、教会を望むと、真っ青に黒をすこし流し込んだような


青が多面的にひろがり、建物をくっきりと見せつける。


路地にはひとつのイコンがそえられている。


苦悩する天使の石像である。明けない日々に、明けない過去に


ひきずられて、右往左往する思考の窮地に沈痛している。



























もういいだろう そろそろ やろうよ


は まだなの 足がしびれてきたよ 紅茶もすっかり冷めている


ジャムはしなびて 小麦パンはしんなりなって


つくよ もうつくよ 小奇麗にしといてね 


あーたの血管にはいって 全身に痕跡を残すからね


そうして もう 二度と外へは出れない。からからになるまで被い尽くしてから



      買ってあげるから

















わたしへの挑戦がはじまった


にわかに。


 円筒の器の中に、長方形の赤、黒、青、銀が並んでいる


何色でもいい 出てきなさい


待っている


最後のプレーをぶつけてきてほしい


 茶のツイードに白シャツを込めて、緑のタイを締める


応接室で待っている


ノックは不要だ


いつでも構えている 











凍るほどのビールをコニャックに混ぜる。


手の温もりで人肌の温度を手に入れたコニャックは


ちめたい液体になっちゃった。


 日ごとにふくらはぎはふくれあがって


朝は動けなくなって。自動化された朝は、いつになったら手動になるのやら。


ほんにゃらね

あそこに、ワックスをべっとりと手のひらの大きさに塗り、


ドライヤーをcoolにして、乾かす。その上に肌と親和したテープを


貼り、数分後、一気に、迷いなく剥す。


 剥がれたテープには、無数のカリマが所狭しと


ランダムにくっついていて、それを私は一つずつはがしていく。


一つ剥すたびに、pppと鳴り、通告されるシステム。































じんわりじゅわーっと温みが心臓から放射状に


指先、髪の毛の先までひろがり


タンパク質の匂いがよろめいた


やわらかな重みが下っていく


底まで下り、底から隅々まで行き渡り


蒸気が草原に紛れた












吹雪いている。


広大な草原の全面を


高速で吹く。速すぎて、勢いは止まって見える。


静止な風が不気味に行く。


草原の一面に温泉が沸いている。


今からそこへ、浸かりに行く。



























空漠としたプラトーがひろがっている


テーブルの上には、ミャルクルが湯気を立ち上らせて


しんとしている


そして、シャボン玉とびかう室内で


ゴカヒ酒を手に取る


椅子から腰が離れ、次いで足元が床から離れ


テーブルのミャルクルが遠ざかっていく