まずは体重を落とす事に専念した。
走った。
毎日、走った。
はじめた頃は必死で走り、たった5キロの道のりが、気が遠くなる距離に感じた。
側溝の蓋を目指して、次の蓋、次の蓋まで。
次の電柱まで、その次の電柱まで…
食生活も一変した、深夜のテレビを見ながらのスナック菓子、カップラーメン、一切やめた、間食も一切やめた。
炭水化物を極力減らした。
素人の考えだから、参考にはならないと思うが、摂取カロリーを消費カロリーが上回りゃいいんだ。とアタマの中で考えただけ。
およそ3ヶ月で10キロ減、会社では、病気の疑いが持ち上がり、周りが気を使った。
時を同じくして、前出のテキサス帰りの彼から様々なバスケットボールの誘惑が押し寄せてきた。
それは、 それは魅力的な世界だった。
