今日は薄曇りだが明日は大荒れになる予報。子ども達の通学時間が心配だ。コロナの猛威もついにこの地域に迫ってきていて、Wの中学校でも感染者が出たという。この市は連日数十人の新規感染者と、明らかにこれまでとは違う蔓延ぶりを示しているというのに、市長の反応は鈍い。ひとつは連休の祭りを慎重派の反対を押して強行したことへの批判がぶり返されるのを恐れて「まだ大丈夫」と思いたいのか、もう一つは現市長の支持基盤である地域財界の目を気にして規制に踏み切れないのか。
まあ俺もいよいよ来週末に迫ったテニスの県大会遠征を何とかして忌避したいという思いが、「早いところ行動規制してくれよ」というお上頼みにつながっているという、何とも自分勝手な欲求が心底にあるのだが。いやそもそも引率に関与しようとしない正顧問の態度に問題があるだろう。今晩はスーパームーンの皆既月食が見れるという。A子は「夜皆で庭に出よう」とイベントごととして楽しみにしているが、果たして月が見えるほどに晴れてくれるか。
学校では多少のトラブル報告を受けたものの、早急な対応にまで至らず。なかなか出なかった作文のクラス代表も、何とかⅡ部は出揃って担任間で回覧するところまでこぎつけた。Ⅰ部はどうするのか、あまり口うるさく催促せず担任同士の連携プレーを注視していこう。授業は平穏に終えたが、最後の世Bはもともと欠席が多かった集団とはいえついに始まりで3名、途中で一人抜けて2名での講義となってしまった。名簿上の受講者は13人もいるのに…。まあこの学校に限っては「俺の授業がつまらないから」などと思い悩む必要はなさそうだ。つまらなくないと自信があるのではなく、そもそも授業に面白さを一ミリも期待していない生徒が大半なのだから。
定時を30分過ぎて退出、M乃先生宅へ向かう。どうして仕事と違って、子ども達の迎えはこんなに心躍るのか。二人を乗せて帰る道すがら、空を確認させて月を探すも、まだ時刻的に早いのか、雲がかかっていて見えないのか、よく判別できないまま家に到着。A子とIも整形外科から帰ってきて(Iの突き指と思っていた怪我は結局はっきりとした骨折だった。まだあと2週間ほど固定せねばならないらしい)、A子の準備で夕食。豚汁とお弁当用鶏ハンバーグの残り、大人にレバニラ、子どもにネギトロ。
食事の終盤にもう一度庭に出て空を見上げると、今度ははっきりと欠けた月を確認できた。普段の満ち欠けと違って、暗い部分の円形が小さく見えるのだが。話に聞いていた「赤銅色に輝く」というのも実感できない。望遠鏡でも用意しておけばよかったか。俺がいつまでも空を見上げているのに対し、子ども達はすぐ飽きてしまってWなど「よし、もういいね」と家に入りたがる。未練がましい俺は、滅多に見れないものだという情報に踊らされて、自分の欲求を底上げしてしまっているのかもしれない。グルメ気取りと一緒だ。