Y・Wは事前に相談してあったのか、とんでもなく早くから起きてなにやらごそごそしている。目覚めるとまだ4時を過ぎたところだ。俺もつられて起きて、下でいろいろ日課を済ませ、あがっていくと寝室でDVDを見ている。ファンタスティック・ビーストとかいうハリポタシリーズの番外編で、本編が終わってしまったこれからはこのシリーズがしばらく続くらしい。その2作目で、ジョニーデップが活躍しているという。最近のY・Wはチャーリーとチョコレート工場以来彼に嵌っているようだ。ずいぶんとおじ様趣味だね。

 

焼き鮭とキャベツの味噌汁、昨日の豚キムチ炒めの残りで朝食。今日は雨模様で、洗濯物は室内干し。後で知ったが、この地域は今日から梅雨入りしたとのこと。またずいぶん早いね。A子とIが昼過ぎに帰ってくるが、昼飯はこちらで食べたいというので、母子4人分の昼食と夕食材を買いに、Wを連れて近所のピアゴへ。Yはテスト勉強があるからとWに託す。Wは金曜日にテストが終わってるが、しかしYに言われて素直に俺と一緒に近所のスーパーに買い物に来るなんて、なんて従順なんだと思う。

 

Wの昼食チョイスは、上二人とA子の分はお握り、Iにはオムカレーを選んで、俺は夕食材を物色して帰る。帰ってきたIからゲオで借りた「ヒストリエ」の続きを受け取って読む。アレクサンドロスの遠征までまだまだ遠いが、一体何巻費やすことやら。数年前に水泳部顧問仲間のWさんが「めちゃ面白いですよ」と俺に勧めてくれたが、なるほど話の展開が伏線回収型で引き込まれる。日課の運動は、室内で筋トレをやった後、A子と二人で今日は傘をさしてウォーキングとする。川沿いの道を40分ほど歩く。

 

山道を歩く途中、猿の群と出会ってぎょっとする。10匹前後はいただろうか、もし一斉にとびかかってこられたらと思うとちょっとたじろぐ。幸い車が来て散り散りに分かれて行ったが、A子や子ども達だけだったら身の危険を感じただろう。それにしても先日のW達とのウォーキングでA子はサンコウチョウがいたというし、自然に恵まれた地域で暮らしていることを実感する。歩きながら話すのはどうしてもお互いの親の介護のことになってしまうが…。

 

夕食はサバの味噌煮、蓮根と牛肉のきんぴら風炒め。5人で揃っていただく。ついこないだまで食卓では呪術廻戦のアニメ声優の話でもちきりだったのに、最近はジョニーデップやスパイダーマンの役の俳優について熱く語っている。そういえば楽スパで呪術廻戦とのコラボをやっていてIはずいぶん行きたがっていたが、Y・Wからはあまり聞かれない。だんだん興味の対象が二次元からリアルイケメンに変化しつつあるのかな?