今日はトラブルなく平穏に過ぎますように…と祈る思いで朝を迎える。昨日まとめていろいろありすぎて、すっかり臆病になっている。しかし何があっても、やれることをやるだけだ。A子とIを乗せ、A子をゴミ捨て場で、Iを班集合場所で降ろして出勤。こうやってちょっといつもより遅くなった日に限って、道がやたら混んでいる。それでも何とか8時20分には到着。

 

すぐに授業、今日は午前午後に世Aひとつずつ、どちらも同じ内容。生徒の大多数がきちんとノートを取り話を聞く姿勢も良いが、質問しても答えられないのがこれまた大多数。決して難解なことを聞いているわけではないのだが…声に出して答えるという行為を頭から拒否している奴も見受けられ、そういう手合いには無理強いは禁物だ。とにかく情熱をこめて話しているうちにへとへとになる。今日はフランス革命の内容だから自然とテンションも上がる。

 

この内容を学校の授業という枠から外して、話芸として演芸場で披露したらどの程度関心を持って聞いてくれるだろうか。まだまだエンターテイメントの域に達しているとは言えないが、それでもある程度の歴史に関心がある層には喜ばれるのではないか。思い上がりかも知れないが、去年から一層心掛けている「聞かせる授業」について、多少は手ごたえを感じているのも事実。

 

不穏な展開を予想される電話が数件あったが、いずれも今のところは問題なく幕引き。放課後に職員会議、年次打ち合わせで簡単に明日の日程を確認して、定時を迎える。今日も年次で一番早く帰途につく。これは前任校時代からで、別に主任だからという理由だけで残るのも馬鹿げているだろう。俺は家族の夕食準備という崇高な使命があるのだ。

 

買い物をして帰宅。今晩は、回鍋肉と出来合いの茶碗蒸し。A子はIのミニバス迎えに行き、Y・Wと三人で食卓を囲む。Yはいつも積極的にクラス通信や進路だよりなどの配布物を見せてくれる。俺が前任校で出していた学年だよりも、こうして保護者の目に触れていただろうか。意識して生徒本人よりも保護者に対してメッセージを送っていたのは事実。それだけに教室のゴミ箱などで見つけた時にはがっかりしたっけ。今の年次だよりは完全に注意事項・伝達事項羅列の掲示板と化しているが。