Wが修学旅行に出かけるので朝大きな荷物と一緒に記念写真。楽しんでおいで。結局、最初に伊勢神宮に向かう以降はすべて滋賀県内ルート、交通手段はバスのみで車内会話も禁止とのこと。このご時世では仕方ない、修学旅行が実施できただけでも良しとしなければ。去年の3年生は結局卒業間際になって、近所の遊園地で済まされてしまったのだから。

 

学校では授業が続いて大変な日の唯一の空き時間である1・2時限目に生徒の母親がやってきて、深刻な面談。進退がかかる話なので、本人を連れて再度話し合いの場を持つことに。生徒課に内容を伝えると、課長は「俺授業だからダメだけど…Y浦さん一緒に聞いて」と振って去って行った。俺も授業だが事が事だけに後半を自習にして対応するというのに、自分が前線に立つことは一切考えないようだ。

 

話し合いの席で結局退学が決定的となり、生徒指導に入れられなくなったので事情を無理に聞き出すこともできなくなった。現に同席している生徒課の職員も黙ったまま俺に進行を任せている。せめて今後は頑張ってほしいと励まして送り出す。その後授業を終えて経緯を確認に来た課長は、俺の話を聞いて「じゃ、なにも聞き出せなかったという事でいいですか」だと。「退学する生徒に無理に聞き出せないと思って…」と言うと、「もう最後だから綺麗に喋ってしまおうか、なんて持っていく手もありましたね」だと。一応今分かっていることを整理して話すと、それはもう確認済みとばかり聞きながら失笑する始末。俺は久しぶりに仕事相手に対して本気で腹が立った。自分は何も努力せず引っ込んでおいて、後から不満げにああもできたこうもできたとケチをつけ、見下したような半笑いで人の報告に答えるとはどういう料簡だ?すっかり呆れて協力する気も失せてしまう。

 

その後は延々授業が続き、合間に管理職からの聞き取りもあるが、もう生徒指導的な内容は生徒課に任せたという気分。授業が定時ギリギリまであるのですぐには帰れないが、出欠まとめを終えたらすぐに席を立つ。YをM乃先生宅で迎えて二人で帰宅。夕食はA子作の、チキントマト煮、生春巻きサラダ、バゲット。ワインが進む。今日は飲まずに過ごそうと思っていたが、日中暑くてましてイライラさせられたことが続いたので、憂さ晴らしのために結局は飲んでしまうのだった。せめてWは良い一日を過ごしていてほしい。