琥珀の発情期は10日もかからなかったかな?すっかり大人しくなって、夜に悩まされることもなくなったとA子は感無量。かなり本気で避妊手術を検討していたようだから、ともあれ奴のために良かった。やはり人間側の都合で体を改造してしまうのは気が引ける。琥珀を飼うようになって気付いたが、俺は子どもの頃(小学校高学年だったろうか?)飼っていた犬のペロが、ただ妊娠してしまったというだけで保健所へ連れられてしまったことに、その理不尽に対して親父にはっきり異を唱えなかったことに、大きなトラウマを抱えているのだ。飼う上での責任とは、もちろん周囲に迷惑をかけないという前提は避けられないが、引き取った生き物の幸せを最大限考慮する責任も当然含むはずだ。

 

学校はやっと金曜日。この日はもう一つの地理A、Ⅲ部対象の世界史Bと気楽な授業だ。しかし相変わらず授業の合間に、体調不良を訴える生徒やそれにどう対応するか相談に来る担任、カウンセラーとの問題を抱えた生徒の家庭情報共有会議、週明けの総合実習に向けて担当教員との打ち合わせ、人権教育セミナーを年間計画のどこに入れるか検討等々、去年は他人事としてスルーしてきた様々な年次の雑事がいちいち割り込んできて、気が休まらない。

 

それでも定時30分過ぎには上がってしまう。まだほとんどの年次職員が残っているが、残った問題は来週対応でいいだろう。買い物のためにスーパーに寄ってラインを確認すると、Yから迎え依頼が来ていたことに気づく。既に電車到着時刻は過ぎており、去年までだったら間に合った時刻では迎えに行けないことを実感。今日は夕方から雨が降り始めており、Yも歩いての帰宅は大変だったろうに…。

 

夕食は蟹玉風ツナ椎茸筍入り卵焼き丼、せめてもとカニカマを上に散らす。それと焼くだけの調理済み商品、チキンのカレーパン粉焼き。昨日休肝日にしたので、今日は大手を振って飲める。Iは今日もミニバス練習で遅く、帰ってきたのは22時近く。明日も大会で早いという。好きでやっているのなら仕方ないが、本人はすっかり熱も冷めてやる気を失っており、A子が役員で参加しなければならないのでやめられないという、本末転倒の状況になっているのがつくづく馬鹿らしく感じる。