2月にやるはずだったM乃先生教室のピアノ発表会。開始は午後からなので、午前のうちにそろそろ切れる薬の処方を頼みにK本内科へ行こうとすると、A子が「お義母さんの買い物考えてあげて」と言ってくる。毎週土曜の午前にK林堂へ連れて行っているので、確かに本人はそのつもりになっているだろう。しかし自分から何も頼まず寝そべっていて、声をかけてもらって「じゃあ行くわ」と自分の欲求をかなえるやり方がどうにも腹立たしい。もう何度も言っていることだが、改めてお袋に「買い物に行ってほしいときは自分から頼みに来なよ。俺たちに気を使わせるんじゃなくさあ。それから今日は午前に連れて行ってやれないので、夕方か明日にしてね」と伝える。すると寝たまま「夕方じゃいいわ」と面倒くさそうな答え。本当にこっちが気を廻すこと自体が業腹に思えてくる。
とにかく午前のうちにK本にかかって処方までしてもらって来ねば、ピアノ発表に支障をきたしてしまう。院内はそれほど混んでいるわけでもないのだが、いつも受付から薬局を出るまでトータルで2時間以上かかる。今日も受け付け開始30分前に出たのに、戻ってきたのは11時近く。まあ間に合ったからいいのだが、車で帰る途中、家の近くでリュックを背負って家に向かい歩くお袋の姿を発見。あれほど「もう県道を渡るのは危ないから一人で買い物に行かないで」と言って、部屋の前に大書までしたのに、まさか忘れたわけでもないだろうから結局自分の欲望を抑えることができないで行動してしまうのだろう。
玄関の前で「なんで約束守れないの?欲しいものあったらメモするか一緒に行くって言ったじゃん」と問い詰めると「だって今行けないと言ったから」とてんでかみ合わない。なおも「約束守れないようなら一緒に暮らせないよ」と迫ると、大げさにため息をついて「もうどうでもいい…」と呟いて中へ入っていった。確かに俺は束縛し過ぎなのかもしれない。土日の部活がなくなって、一日家にいるとお袋の行動につい目が行ってしまい、あれこれ口を挟みたくなる。お袋にしてみればパワハラ・モラハラを受けている気になるのも当然か。自分の好きなように行動してもらって、その結果起きる事故や不始末の尻拭いを笑顔でやってあげるのが、本当の親孝行なのだろうな。
もやもやが残ったが、子ども達は純真に「最後の練習聞いて~ばあばも」と言ってくるので、気まずい思いを抱えながらもお袋とYの発表曲を聞く。コンビニおにぎりで昼を済まさせ、まだ準備があるA子を残して俺と子どもたちで会場入り。リハーサルがあるのでまだ開会の1時間以上前だ。A子旧友で自らもステージに立つIAさん、娘さんがもう社会人になったO田さん夫人などと挨拶。A子がいないと間が持たないな…。
発表は3人とも素晴らしかった。しかし最後のO田娘・IAさん、そしてトリ常連の史さんのラスト社会人3連発は迫力があって別格に感じた。ただで聞かせてもらって悪いくらい。三人とも頑張ったねと会場近くの「さわ〇か」で慰労会。久々にげんこつハンバーグ(Yはお握りハンバーグ・Wは和風・Iはチーズハンバーグ・A子は何だっけ?)とそれぞれライス・サラダ等セット、母子はデザートもつけて、8千円超とさすがにそれなりの値段。母子はこのままF市実家お泊り、俺だけ荷物を持って帰宅。お袋と二人は気まずいが、風呂を入れて勧めるといつもはなんだかんだ言って断ることが多いのだが、案外すんなり入ってくれた。お袋なりに俺への気遣いもあるのかも知れない。