小学校は今日が終業式。Iも毎朝急かされながら、何とか小5を乗り切った。上二人に比べ「学校行きたくない」をよく言うだけにいろいろ心配だが、運動能力や交友関係などは姉たちに比べ高く持っているのだから、もっと自信を持って登校してほしいものだ。集団登校の場で降ろし、最後の班長姿を見送る。来年度は向かいのY星君に引き継がれる。

 

学校は生徒は家庭学習日で、我々も諸会議もなく新年度に向けていろいろ準備の日。とはいえまだ新体制も発表されておらず、正直手持無沙汰。俺は教務課として再募集の受け付け、と言ってもほとんど来る可能性が低いので、職員室で待機していて事務から呼ばれたら出動するだけ。図書室で借りた、M園生先生お勧めの「逆ソクラテス」を読む。伊坂幸太郎特有の、伏線だか何だかよく分からない場面が印象に残り、それらをどう解釈するか頭を悩ませる。ただ物語自体はシンプルで、子ど思うもに読ませたいと思う。

 

昼は学年次職員の慰労会、と称して会議室で仕出しの弁当を食べる。楼蘭の豪華な中華弁当だが、やはり酒が入らないと会話も弾まず。ていうか主任が一生懸命盛り上げようとしているのだから、もう少し回りも応えればいいのに、特に男性職員の口の重さは非協力的とさえ思えてしまう。食事会後、約束した時間きっちりに退学したG明が現れ、K高の受験票を受け取っていく。再募集は作文と面接だけだが、それでもきちんとした受け答えができるか不安。

 

定時まで時間をつぶし(結局再募集の応募は初日の2件だけだった)、そそくさと退校。久々に昼を食べたので食欲がないが、晩飯を作らねばならない。いつもの腹ペコ状態に比べ、自分でも驚くほど作る意欲がわかない。豚レバーが売り切れていたので、味付けハラミ肉を使った肉ニラもやし炒め、味の素の冷凍餃子、子ども達だけ卵豆腐。ちゃっちゃと作り、今日は家族そろって夕食。

 

Iが自分のお小遣いで服を買いに行きたいと言ってA子と対立しているようだ。別にいいかと思うが、A子は「上二人に許していなかったのに」と譲る気はないらしい。何も上二人と行動規範を揃えねばならないというわけでもないのだが、彼女の顔を立てて「自由な買い物は中学生になるまで待て」と言い聞かせる。子育てで何が正解かは分からないが、夫婦で基準を揃えるのも大切な指針の一つだろう。