一人先に起きて、昨日の卵トマト炒めの残りで朝食。Iは今日もミニバス練習、いつもより1時間ほど遅いとはいえ結局A子にさんざん急かされながら慌ただしく準備、出かけて行った。それでもバスケをやるのが好きなのだろう、最近ではコーチから褒められることも多くなり、6年生引退後は「8」のゼッケンをもらって準レギュラーとして頑張っている。

 

残ったYとW、Iを送って戻ったA子にフレンチトーストを焼いてやる。尤も A子が仕込んでおいたものだが。お袋を杏林堂に連れて行くのも土曜の日課として定着してきた。さすがにもう自分で歩いていくこともなくなった。トレーニングとして近所の散歩は行っているが。洗濯物を干し、のんびりスマホ動画や昔の漫画(今は山岸凉子シリーズ)で過ごす。休日の俺の定位置は1階リビングのソファだが、最近は琥珀がここで爪を研ぐので背面がボロボロになってきた。気にいっているものなので困るなあ。

 

A子と上二人は図書館に行き、Iと親友のA音ちゃんを連れて戻ってきた。と思ったらA子は明日のIの遠征用のサンドイッチ準備に取り掛かる。今晩は実家に泊まって義父母の面倒をみてやりたいと、明日の遠征に向けての準備や諸注意を俺に細々と伝えてくる。何でもサンドイッチは昼食用だが、別に補食としてお握りを作ってやってほしいとのこと。そのくらいやるのはたやすいが、集合場所がコンビニ駐車場なので、そこでサンドイッチでもお握りでも買って与えればいいのにとつい思ってしまう。

 

いつものトレーニングをして風呂に入り、A子はIをプール教室に連れて行った。夕食準備は、A子が実家で食べるというのであまりやる気が起こらず、買ってきた散らし寿司と巻き寿司、ほうれん草と麩の吸い物だけ作る。子どものためにどこまでも尽くすA子と違い、俺の家事はA子に評価されたくてやっている面が大きいのかも。特に料理は子ども達も褒めてはくれるが、何といってもたくさん食べてくれる存在が必要だ。Iを連れて戻った後A子は実家に向けて出発し、残った俺たちで呪術廻戦や「知ってるワイフ」を見るものの、やはり一人少ないと盛り上がりも今一つ。