平日はA子より遅く起きるのが定番化しつつある。朝食用意も弁当作りも洗濯物干しさえも彼女に任せっきりなんて、結婚して以来最低の家事負担ではないだろうか。花粉で眠りが浅いのも朝起きられない理由にできるが、それにしてもちょっと情けない。週末はせいぜい役に立つ働きを見せなくては。
年度最後の授業。既にテスト返しも終え、軽い気持ちで「ビデオ視聴でいいか」と用意したのだが、内容が生徒の興味を引くものでなくグダグダな視聴態度となってしまう。午前の世Bは「2時間で廻るルーブル美術館」、進行が南海キャンディーズなのでそこそこ面白いと思ったが、美術自体にまったく興味ない奴らが大半で、突っ伏して寝てしまうもの続出。前半ずっとスマホいじりをしていた生徒を中休みの時間に全体の前で叱ったら、ますます重苦しい雰囲気となってしまった。午後は自分のクラスの世A、これはほぼ授業に沿った内容の「映像の世紀 JAPAN」で、一番後ろに座って視聴態度を監督しながら見せたので、頑張ってみようとする姿勢は感じられたが、最後の感想記入では「戦争って怖いなと思いました」程度の何も見ていないのと同じような感想多数。ただただ苦痛の時間だったようだ。
しかしここの生徒たちが興味を持って見る1時間以上の内容とすると、教科とかけ離れたアニメやバラエティになってしまう。それでもいいとばかりに開き直ってディズニー映画を見せる他教科授業の自習監督を務めたこともあったが、それでも寝る奴は寝るし、つまらないと判断して後半抜け出していってしまう奴もいる。これまでの学校ならば当然怠業行為として指導対象になるのだが、それができないとあっては現状を受け入れるしかない。それにしても、純粋にここまで知的興味を持てない彼らに憐れみすら覚える。
部活の終わりだけ見て、定時に帰宅。ピアノ発表会を終え今週はレッスンがないA子は、夕食も担当してくれる。今晩は新作メニューの、鶏ささみとチーズ・梅肉を和えた焼きもの。ポテサラ、焼きサバ切り身。いやーワインが進んで困る。Iは今日もミニバス自主練、19時近くなっての出発というのに、嫌な顔見せず妙に浮かれている。本当に好きなんだなあと感心する。食事を終え、これまた迎えに行ってくれたA子とIが戻るまで頑張って起きているが、食卓につくころ限界を迎え撤退。本当に食って寝るだけだ。