今年はWも中学3年生、志望高校を決定せねばならない時期が近づいているが、俺たちは何となく「Yと同じK高が無理なら、すぐ近くで3番手程度の進学校であるI立であればYと一緒に通えて安全だしその後の進路も決めやすいだろう」と考えていた。しかしA子の弁によるとどうもWはK高かほぼ同じレベルの隣町I南を目指したいようだ。やはり姉の存在が刺激となって、中途半端なところでは妥協したくない気持ちになっているのだろう。幸い今のところ中学での成績はYの時と遜色ないが、受験の時の冷や冷やをまた味わうのかと思うと複雑な思い。
今日は通常授業最後になる予定。来週から期末テスト、その後はテスト返却と残った時間はビデオ鑑賞でやり過ごすつもり。しかしテスト点が殆ど取れずこのままでは赤点の生徒をどうするか。授業態度に格段の問題はない(あくまでもこの学校基準では、だが)ので単位を認めてやりたいのだが、その前にもう一度テストやり直しをさせる時間をとれるかどうか。本当に、事前に大作プリントを配るなどしてほぼ同じ問題を出しているのにほとんど点が取れないのは、一切勉強をしていないというか、勉強するという行為がどういう内容を指すのか分からないレベルなんだろうなあと痛感。配布したプリントの内容をただ丸暗記するのが「勉強するという行為」なのかって?残念ながらこの学校ではそうなのだよ。
何だか16時を過ぎる頃から正顧問のH瀬さんが俺の机の周りで声高に生徒課職員とやりとりをしたりして、間接的に「暇そうにしてるなら部活へ行けよ」というプレッシャーを与えているのではと勘繰りたくなる。行ってもただ見ているだけで、時間が来たら練習を終え片付けるのを確認するだけなのだが、どうしても放置したまま終わらせるのは嫌なようだ、というか副顧問である俺がその責任を果たさないことに不満を高めているのかもしれない。そのくせ俺がテニスコートに出向くと遅れて氏もやってきて、満足そうに解散前の訓辞を垂れたりする。昨日のように俺が他の仕事にかかりっきりで行けない時は、何故か氏も一緒に即員室にいるという謎。彼は部員ではなく俺を見張っているのか?
定時に帰宅、途中スーパーで買い物。青椒肉絲を作るつもりでいたが、ピーマンも牛肉も高い。そして何故かいつも置いてある千切りの筍がない。諦めて安売りのホウレン草と豚コマのオイスター炒め、副菜にカニカマと冷蔵庫にあったアスパラを具にして茶碗蒸し…と思ったがアスパラは既に傷んでいてこちらもホウレン草に切り替える。茶碗蒸しは前回生っぽかったが今回は明らかに火を入れすぎた。まだまだ理想形には程遠いようだが、何故かA子は絶賛してくれる。こんなに喜んでくれるならちょくちょく作ろうか。
今晩はIも交えて家族5人揃っての夕食。週末なので2階の寝室でテレビを見ながらかな、と思ったが、Yが「明日土曜登校だから」と階下リビングの平日バージョンとなった。それに大人しく従う二人も含めてなかなかストイックだ。Iは明らかに不満そうだが。職場で2年次女性職員一同からという形でもらった高級そうなベルギーチョコ、子ども達に見せたら目の色を変えてジャンケンで取り合い。何とか俺にも1個だけ分けてくれた。何かお返しを考えなくては。