連日の遅刻ギリギリにIの奴も多少は懲りたか、今朝は比較的余裕のある朝。しかし既に明日の休日朝はどこまでも寝ていたいから起こさないでくれと気の早い要求。奴にしてみれば毎朝相当にしんどいのだろう。やっぱり「お休み」と言って俺が寝室に消えた後で、Yの部屋でスマホをいじらせてもらっているのが原因なのだ。いつまで見ぬふりをしているか、介入して「何時以降は絶対にダメ」と釘を刺した方が良いのか。
来週以降は年度末に向けた変則日課で、水曜の授業は今日を含めあと2回しかないので、水曜のみの授業である地理A(大人数クラス)は一足先に今日テスト。全員集まるか心配だったが、数週にわたっての執拗な告知の成果もあり、1/3オーバー者以外は全員無事に受けることができた。ただ点数は心配した通り、選択問題を減らし筆記中心にしたために外国籍生徒を中心に書けていない奴は徹底して書けていない。あれだけ事前に渡したプリントと同じ問題にしたのに、その配慮が却ってできる生徒とできない生徒の差を広げる形になってしまった。
まあいいや、何かしら再テスト的な補充で救ってやることにしよう。とにかく成績を出すまで期間が短いので、今日は部活に行くのをパスして職員室で採点を優先させてもらっていると、17時を過ぎたところでH瀬先生が「あれ先生、部活は…行きませんでしたかそうですか、いやー放置になっちゃったなあ、困ったなあ」と厭味ったらしく声をかけてくる。あんたさっきまで同じ職員室で声高にお喋りしていたじゃないの。俺はあなたが忙しそうで行けないと判断した時は、なにを置いても顔を出すようにしているよ。どうせ行っても時間になれば自分たちで片づけを始めるのは分かり切っているのだし、あなたが放置で良いと判断したと思って俺も採点を優先させてもらったの。でも普段生徒課長として忙しい彼は、平日の部活を基本俺が見に行くように仕向けたいようだ。お生憎様だが、もう仮にも部活を主で見る気持ちはないよ。
採点や総合補充の掃除をさせている生徒の点検をして、珍しく定時を40分ほどオーバーして退校。今日はM乃先生ピアノの迎えだから、19時までに着けばいいのだ。Y・Wを迎えて帰宅、夕食はA子の用意したチルドのチーズインハンバーグ、ほうれん草ソテー、焼きナス。俺だけ辛口のスンドゥブも用意してくれており、有り難い。が、ワインも焼酎も1杯分で切れてしまい、料理用の日本酒をなめて晩酌とする。こんな機会くらい酒を控えればいいのに…。