Yは火曜は英語の早朝課外で5時50分出、水曜は数学の下位者向け補講(「駆け込み寺」というネーミング)で6時10分出と朝早い登校が続いている。本人の意欲は尊重するべきだが、それに合わせて弁当準備やら駅までの送りやらに翻弄されるA子が気の毒。購買もあるし駅まで歩いたって15分程度なんだから、定時登校以外は自分で何とかしろと言いたい。しかしA子はYのために準備することが喜びらしい。まあ気持ちは分かるよ。
学校では成績伝票作成。テスト平均点の半分に満たない生徒はプリントや授業ノートの提出で何とかクリアさせる。幸い自分の受け持ちクラスにはテストも提出物もからっきしダメという奴まではおらず、赤点をつけるまでには至らなかった。放課後の教科の成績会議では年度途中ということもあり警告の意味でも1をつけられる生徒が結構いて、自分の判断が果たして良かったのか迷わされる。しかし怠惰や不注意でなく純粋に能力不足で点が取れない生徒に対しては、些細な実績でもなるべく取り上げ評価に加えてやることが、入学を受け入れた学校側のとるべき態度として間違っていないと思う。
部活の終わりの方だけ見に行く。夜間Ⅲ部の生徒が見学に来ている。Ⅲ部生は仕事を終えてから来るものが多いと思うが、それから部活をやった後に授業で大丈夫だろうか。しかし話をすると実直で熱心そう。終了後初めて俺の方から集合をかけ、見学生の紹介をしたうえで終わりの挨拶をさせる。何だかどさくさついでの観があるが、顧問になって初めて終了の礼を受けたよ。
M乃先生宅でY・Wのレッスン終わりを待って一緒に帰宅。ついに車中BGMを「たま」で通させる。宮本までは喰い付いてきてくれたが、さすがにこれはハードルが高いか。しかし俺にとっては懐かしく、夢中になって聞いた90年代の日々をいろいろ思い出す。知久は他の演者との化学変化で実力が何倍にも増すタイプのミュージシャンだと思う。ソロになっても素晴らしいことは間違いないが、曲の印象が地味になってしまったことは否めない。
夕食はA子がツナ納豆スパ、南瓜スープ、ポテサラを作って待っていてくれた。仕上げに葱を入れるかどうか聞くので、それより大根おろしがマストアイテムだと答える。もう何度も俺の作った奴を食べて「美味しい」と絶賛してくれているのに、なぜ必要だと気づかないかね。21時過ぎにミニバス練習から帰ったIと、一緒に食べるA子に俺が作って給仕。大根おろしがソースとして欠かせないことが分かるだろう?(おっと、あまり押し付けになってはこれもハラスメントか)