我ながら何度も繰り返し書くことに呆れるが、それでも休みの日はいい。部活も課外も模試もなく休日を過ごせる喜びは、半年過ぎようとも薄れるものではない。部活が重荷だったというより、独りよがりな俺の指導に付き合わせてしまっていたあの時代の部員たちに申し訳なく思う気持ちが強い。今の俺は洗脳から解けた元信者のようだ。部活絶対・部活神聖・部活生きがいの教員部活教の洗脳からね。
Yは部活(英語ディベート部)の大会でK川の研修センターへ朝から出かけて行った。そのためA子は今日も早起きして弁当の準備。休日の昼くらいコンビニで済ませろと言いたいのだが、A子は自分で作ってやりたい気持ちと、Yが外食の添加物を気にしていることを心配してせっせと手作り。ミートボールもチルドのものだとYが不満そうだと、自分でレシピを調べて手作りしている。ちょっと甘やかしすぎではないか。
弁当を持たせてYを見送ったA子は、明日に退院を控えた義父の世話で朝から病院・実家へ。義父が入院して、義母の具合も悪くなっているようだ。世話をする相手がいないと張り合いを無くすのだろうか。お袋も親父を送ってから表情・口数とも乏しくなった。そのお袋、昨日もまたテレビカードがなくなったと病院から連絡をよこしたようだ。受付の始まる9時に渡せるよう家を出る。しかしカードの販売期は千円しか受け付けず、受付の職員も両替をしてくれず(全く不親切だ)、なけなしの千円を2枚使って購入、帰りにピアゴで買い物をしてレジでお釣りを千円に換えてもらう。入院したらしたでいろいろ手間をかけさせるお袋だ。だいたい1枚で14時間見れると言われていたのに、ほぼ2日に1枚の割合で消費している。いかに病室のベッドでテレビ漬けの毎日を送っているかが分かるというものだ。これでは却って足腰が弱ってしまうのではないか。
買い物から戻って、午前は延び延びにしていた花梨のジャム作りに取り掛かる。10月のうちにとり置いた果実は台所に置いておいてもなかなか黄色くならず、まだ木に残っている奴と庭先に転がっている奴の中から綺麗に熟れたものを見繕って材料とする。取り置いた方は花梨酒にでもするか…。一昨年初めて作った時はこの硬い皮をむくのにたいそう苦労したが、ネットで調べて切り分けた後レンジで加熱する方法を知る。まず切り分けるのが大変(出刃を入れても途中で止まってしまい、ペンチで刃の背を叩きながら断ち割る)だが、4つに割って加熱すると後は楽。実の部分を細かに切って、ネットに入れた種と一緒に煮込んでいく。これも一昨年は煮詰める段階でどんどん赤くなっていったが、今回は本来のオレンジ色にとどまって綺麗な仕上がりとなった。思うに前回はまだ熟し方が足りなかったのだろう。しかし大振りの実を2つ使っただけなのに、大鍋一杯にできてしまった。ご近所でもらってくれるかな?
ミニバスから戻ったIと家で読書していたWに昼を用意。温そばに、竹輪の卵とじと刻み葱を乗せる。竹輪やハム、食パンなどお袋が冷蔵庫に残していった食材が、賞味期限切れが近づいている。どんどん使っていかねば。午後、恒例の運動を済ませた頃にA子帰宅。明日の退院時も一日世話に出ねばならないようだ。向かいに義兄夫婦が住んでいるのだが、やはり娘に世話してもらいたいのだろう。お袋のことでも何かと手を借りている俺としては快く送り出すのも当然だ。
晩飯は、鉄火丼(マグロ刺身の他、めかぶや長芋を乗せる)ときんぴら牛蒡(Eテレ「365日の献立日記」でやっていたレシピを参考)、もやしのスープ。二階に運び、子ども達が何より楽しみにしている「呪術廻戦」のアニメを見ながら食事。Yはディベートでサポート役として出場し、それなりに活躍したそうだ。結果は先輩たち主体のチーム見事県大会1位。あっさり報告するのでそのすごさが今一つ分からない。どのくらいの高校が参加したのかね。