4時にふと目覚めると、案の定というかお袋は起き出して今まさに自分で血糖値を計ろうとしているところ。あれだけ俺が介助するからと言っておいたのに、まるで意に介さない。忘れてしまうのか、いちいち断るのが面倒なのか。まあ両方だろう。右鎖骨が折れているというのにフライパンを操って目玉焼きまで作っている。やはり入院でもしない限り、自分で動いて生活を成り立たせようという本能は止められないのだ。

 

Yはオープンスクールで登校、土曜登校はいつもなら俺が乗せて行くのだが、昨日整形外科に書いてもらった入院先への紹介状を受け取りS病院へ持っていかねばならないため、電車で行ってもらう。8時過ぎに医院へ出かけ、うっかり支払いを済ませずに出てきてしまい携帯で呼び出される。入院は月曜に担当医の判断で決まるというが、それがいつになるのか。いずれにせよ午前中はT病院で診療が入っているのでそれからということになる。A子は16時からレッスンが始まってしまうので、遅くともそれまでには戻っておかねばならないだろう。となれば午後の現社の授業、少なくとも後半の6限は自習の準備をしておかねばならない。

 

お袋が一回転んだだけでこの騒ぎだ。ていうか前回自転車で転んで骨折、通院している間に低ナトリウムでぶっ倒れて、3カ月近い入院生活となった前回に、「今度転んだらもう家で一緒に生活できないからね」と警告しておいたのに、本人は全く動じることなく当然のように家で自分のやりたいように過ごしているのが面憎い。しかしこれが老いというものなのだろう。俺も当然このように、周囲がどんなに配慮してくれても自分の快適な生活第一で動く、という価値観になっていくに違いない。

 

開店したばかりのピアゴで買い物を済ませて帰宅。今日はピーマンが徳用袋で売っていたので、ピーマン肉詰めとする。ていうかまだ10時前だけどね。今日は雨の一日となりそう。夜明け前にベランダに干しておいた洗濯物を風呂場に移し、お袋の昼食を介助する。相変わらずこちらからいろいろ聞かないと、全部自分でやろうとする。口出しされるのが煩わしいのだろうなあ、ほっておいてやろうかとも思うが、右肩の骨折が長引いても厄介だ。適当に手伝って、後は1階リビングでスマホや読書で過ごす。「ドリームキャッチャー」の再読が遅々として進まない。

 

15時半から運動を始め、小雨の中ランニングまで済ませる。その後夕食準備、ピーマン肉詰めとインゲンの胡麻よごし。肉詰めは簡単そうに思えてけっこう手間が多い。詰めて粉をまぶす分ハンバーグよりも時間がかかる。しかし子ども達には大好評、かなりの量を作ったと思ったが完売となる。呪術廻戦のアニメを見ながら(あまり食欲が増すチョイスとは思えないが)楽しく食事。明日はYが朝から友達と映画鑑賞に行くというので、あまり遅くならないうちに解散。Iは不満そうだが、酔いが回った俺には21時過ぎの解散が丁度良い。