過去の日記を読み返してみると、この時期は毎年部活からお盆休みも親族の集まりが続いて怒涛の忙しさだったが、それもコロナ禍でほとんどなくなり、今回も弟一家がスカイプでリモート帰省するのみだ。しかし来年はWの、再来年はIの受験が続くことになり、当面は我が一族の集まりも見送ることになるのかも。親父が亡くなり、お袋もずいぶん弱った今となっては、我が家への姉弟一家の集まりは残すところ何回あるだろうか。

 

今日はA子と子ども達が午後からF市実家へミニ帰省。最近は県外ナンバー車に対する嫌がらせも多いと聞くが、この非常時に日本人の排外的メンタリティが良く出ていて興味深い。きっと戦時中も「非国民」あぶり出し自主警察がずいぶん湧いて出て、不心得者を糾弾したのだろう。帰省を思いとどまっている者の半数以上が、コロナではなくこういう自主警察の目を恐れていることは想像に難くない。

 

母子がなかなか起きてこないので俺だけ茶そばを茹でて食べる。8時近くなって起きてきた母子には炒飯を作る。昨日から延々、30年以上前に買った「ああ播磨灘」の文庫本を読んでいる。力士に限らず、スポーツ選手や芸能人にやたらモラルや常識、集団内同調を求める今の気風は、コロナの自粛厨とよく似ている。激しく今さらだが、かつての朝青竜の専横ぶりはこの漫画が頭にあったからだろうかとふと思う。彼もまた、強さとは関係ないところで非難が寄せられ続ける不条理さに悩んでいたことだろう。しかし白鳳は…少なくとも播磨灘は勝つために手段を択ばない男ではない。

 

午後に母子が出かけるのと同時に買い物。日曜なのに段ボール回収ボックスが開いていてラッキー。帰って日課の運動をした後、頼まれた琥珀の世話をしながら一人晩酌。串カツと刺身切り出し。元気がないと思っていたが、ゲージから出してやるとそれなりに動き回っている。自分で窓を開ける力はまだないだろうし、ゲージに押し込めておかなくても良いのでは、と思ってしまう。猫を飼うにあたって、俺は一切口出しはしないと宣言しているので、余計なことは言わないが。第一世話も一切しないはずなのだが、実際にはこうして当たり前のように頼まれてしまっているのだった。