IはしばらくA子の車で登下校するという。足首のひびのためだが、日常生活を見ているとそれほど痛そうでもなく、MRI検査でやっと見つけた程度なので、激しい運動でなければ規制しなくても良いと思うのだが。しかしIはこの降ってわいた僥倖を手放すわけもなく、具合を聞かれると「うーん…痛いかも」と答えてまんまと徒歩通学&通学班長の重責から解放された。ちょっと甘やかしすぎじゃないの?
学校では月曜のLHRは読書会。指示も手順も何もなく、ただ読書させるだけ。うちのクラスは大人しく取り組んでくれて良かったが、2時間ぶっ通しでただ本を読ませるだけでは、騒ぎ出すクラスがあってもおかしくないだろう。俺の判断で、受験を控えた卒業組は後半自主勉強に切り替えさせる。欠席は5名。
テスト問題作りに空き時間のほとんどを費やしても、一日かけて1教科の半分強しかできない。問題一つ一つに選択肢をつけねばならないため、その分問題文を多く打ち込まねばならなくなるし、選択肢があって容易に解けるようになる分問題数も増やさねばならなくなるため。今年度は他の仕事がなくて何とか対応できたが、これ例えば去年の俺の立場だったら完全に持ち帰り仕事になっていただろう。
18時近くなって学校を出、買い物して帰宅、夕食準備。すぐに米を研いで炊飯器にかけ、夕食は麻婆茄子と出来合いのイカリングフライ、冷奴。ご飯さえ炊ければ夕食準備は30分かからずにできるメニュー。そうそうバリエーションがなく、同じような内容の使いまわしになってしまうのが悩みのタネだ。
食事時、お盆にSとJが来ることを知って浮かれたIが突然「リズムに合わせて『森の家』のいいところを言っていこう」と無茶な提案をする。いわゆるマジカルバナナのノリだ。またほかの皆もノリが良く「お風呂が気持ちいい」「ごはんが美味しい」「吊り橋が眺めいい」など律儀に答えていく。調子に乗ってIの奴「じゃあ次はG場」「次はRスパ」等々お題を変えて、最後に「じゃあウチ」と振ってきた。うちの良さねえ…じっくり考えて皆の本音を聞きたいところだが、今回は「猿が来る」「緑がいっぱい」など自虐ネタ的で終始してしまった。