たいした仕事をしているわけでもないのだが、平日になると途端に疲労感が募る。まだ自粛期間のグータラが身について離れないようだ。ぬか床の世話や洗濯物干しなど家事諸々は本当に気分良くできるのに、仕事となると沈鬱な気持ちになるのは何故だろう。特に授業、適当にやればいいと思っていても、生徒を前にするとどうしても力が入ってしまう。ほとんどやる気のない、ただ出席しているだけで無反応の者が大多数だというのに、彼等に飽きさせないよう孤軍奮闘してストレスをため込んでしまうのだ。
まあそれが仕事なのだから仕方ない。しかしこの調子で2時間連続は厳しく、後半はワークノートの答え合わせに逃げている。これは俺の手抜きというよりずっと聞き続けることが生徒にとって限界だと思うから。この講義とワークノートの配分が目下の悩みどころ、あからさまな時間つぶしになってしまうのはさすがに気が引ける。まあ生徒にとってはその方が助かるのだろうけど。
放課後は職員研修、日本語が不自由な主に帰国子女の扱いについて。そもそも俺が授業で喋っている言葉さえほとんど理解できていない生徒もいるのだろう。彼らにとって2時間机の前でじっとしているのは、さぞかし苦痛なことだろうなあ。その後、明日の現社のプリントに適当な問題集を探しに教科準備室に出向くが、この学校は驚くほど問題集や参考資料の備蓄がない。結局教科書を参考に自分で作ることに。この学校へ来て初めて、定時を30分以上上回る残業をしてしまった。夕食を頼まれているので急いで帰る。
買い物をして帰り、今晩は回鍋肉と総菜屋の春巻き、大人用に冷奴。回鍋肉は作るたびに旨く仕上がってきていると自画自賛。相変わらず夜の飯抜きはA子ともども続けているが、一向に体重減の気配がない。まあ増えていないだけで良しとしよう。Yは部活の見学期間真っ最中で、今日は演劇部を見に行ってずいぶん感動したようだ。しかし本人はほぼ英語ディベート部への入部に心を決めているらしい。受験に役立つからだというが、あまり功利主義的に考えすぎるのもどうかと思う。