今日も通常出勤。A子が起きて朝食の給仕してくれる。鶏鍋の残りかと思ったらそれは母子の朝のうどんに使われるそうで、残りご飯と納豆、昨日昼の麦スープ。夕食献立の参考に昼は何にするつもりか聞くと、今日はYが作ってくれるので分からないとのこと。珍しいこともあるもんだ、何でも家庭科の宿題で休校期間に2度は自分で調理せねばならないらしい。良い宿題だが、回数が少ないね。
職場では午前中に職員研修。教務・進路・生徒・教育相談係より現状分析と職員としての心構えなど。なんだか前回聞いた新任オリエンテーションと被る。続いての具体的な問題を抱えた生徒の事例に興味が高まったが、これは資料を読んでおいてくださいで終わり。授業で接することになる生徒も多いし、もっと具体的に聞きたかったのだが。
まだ教科書を取りに来ない生徒の家庭(生徒自身の携帯は悉くつながらない。電源が入っていないか、既に止められているものばかり)に連絡を入れ、取りに来るように促す。それが終わるともう何もやる事がない。図書館へ出向き、昨日借りたマツコのエッセイを返して宮部みゆきの「変調百物語」の続きを発見、これは長い時間かけて楽しめそうだと久しぶりに読む。以前に「おそろし」「あんじゅう」と読んである(もう内容はあらかた忘れてしまっているが)ので、今回は「泣き童」。
時に他の持参した本にも目を移したが、結局定時まで読み続けてしまった。特に第2話の「くりから御殿」が泣けて、職員室で大いに焦る。何気ないふりをしてトイレにいって顔を洗うが、周囲にバレなかったろうか。定時で帰り、スーパーで夕食材物色はもう定番コース。ついに地元スーパーにもレジ前にビニールの遮蔽物が設置された。今やレジ打ちも命がけの奉仕活動だ。安くなっていたヒラメ・赤魚の切り身をゲット。
今晩は魚の煮つけと豚汁、山菜炊き込みご飯。冷蔵庫にもう何か月も放置されている水煮のひじき(既に溶けかかっている)を「これもう捨てようか」とA子に言うと、何故か大いに慌てて「私が食べるから」と言い張り、その後大いに不機嫌になるので弱る。まさか俺に対して腹を立てているの?俺は何も咎め立てて物申したわけではないのだが…。こういう時、子どもたち(特にY)のKYな言動に助けられる。俺たちのギクシャクした雰囲気に全く動ぜず、明るく美味しくご飯を食べてくれ、日常を保ってくれる。
しかしYが夕刊の見出しを見ながら「コロナ離婚増加だって~流行語になるのかな」と無邪気に言い放った時は、どう返していいか一瞬言葉に詰まる。「家で始終顔を突き合わせていると、仲が悪くなっていくことも多いんだね」と何とか返すも、A子は完全スルー。まあ今は俺もあ奴の不機嫌に気づかないふりをしてやるのが精いっぱいの思いやり。お陰でノンアルで過ごすことができたよ。