社会人になって早や33年、これほど暇な期間が続いたことがあっただろうか。ていうか今の世界的な非常事態そのものが前代未聞だ。今のところは平穏な日々が暮らせているが、新型肺炎の流行がこのまま続けば、物資の欠乏や景気の低迷に加えて、様々な社会的ストレスが高まってゆくことだろう。差し当たって我々教員は、新年度を無事迎えることができるのか?それが問題だ。
この土日も部活を行うこともなく、予定のない週末。ただしYの進路先が決定したので、今日は教科書購入、明日は制服採寸に出向かねばならない。家にストックしてあるマスクもずいぶん残り少なくなってきた。この街はまだ感染者出現の報道はないが、人が多く出歩く場面にマスクなしで参入することは、周囲からの非難の目が怖くなってきつつある。明日から転売が取り締まりの対象となるというし、何とか店頭に不通に並ぶようになってほしい。
朝は遅く、9時過ぎにお握り(鮭)と昨日のチキンソテーの残りで朝食。ご飯を3合炊いて鮭を焼き、お握りを10個作る。今晩は母子はF市実家に泊まり、義母の散らし寿司のご馳走をいただくというので、遅い朝食を昼食兼用としてなるべく夜のためにお腹を空かせておくよう言い聞かせる。食事を終えて、5人で街中のY島屋書店へ。今日は一日冷たい雨の日となりそう。偶然にも俺の勤務校とYの進学先高校の教科書販売日となっており、両校の進学予定者家族で賑わっている。ま、俺はこの春に異動の予定なわけだが。
教科書をチェックして会計を済ませ、F市実家へ。義父母、義兄夫婦からお祝いを過分にいただく。出費が重なる中で、大変ありがたいことだ。子どもたちと一緒に義兄の家に、Yりちゃん子のさっくんに会いに行く。もう2歳かな?かなりしっかりした足取りで歩くようになっていて、目が離せない。俺は一足先に帰ると言うと、それまでにない笑顔で「バイバーイ!」と元気良く手を振ってくれた。苦笑。
一人帰って、地元のカモメ亭で昼兼夕食。ここは通し営業なので15時過ぎという半端な時間でも入れてありがたい。辛ジローというメニューの中盛り野菜増しをいただく。ジローを名乗る割には寂しい増し量。「野菜・アブラ増し無料」と高らかに謳っているが、これなら有料でもいいから豪快に増しにしてくれた方が良い。しかし久々のジャンクフードはやはり旨い。
帰ってYの進学先に提出する各種書類にかける範囲で記入。芸術選択の希望を聞いておけばよかった。当然音楽かと思ったが、案外別のものを選びたくなっているかも。社会科準備室を掃除した時に、図書室廃棄本をもらった中で放置してあった司馬遼太郎の「俄」という文庫本を発見し、読み進めているが面白い。江戸末期侠客の一代記だが、やはり司馬遼、それほど有名でない作品でも確かな読み応えだ。