今朝はA子が起き出してスンドゥブ残りの朝食を用意してくれた。通勤用のコーヒーも作ってくれ、ただ出がけにすがるような眼で「Yが受かるように、一緒に祈ってね」と懇願されるのにはちょっと引く思い。俺たちがどうこうしても何が変わるわけじゃないし、たとえ落ちてもYの頑張りが無駄になるわけでもないと、あれだけ言い聞かせたのに。まあ家族やママ友に晴れ晴れと報告したいという気持ちはあるのだろう。

 

合格発表が中学への直接通知となったので3年部の掲示板、準備はなくなり、今日の仕事は朝から各教室のゴミ箱洗い。普通教室は各担任に任せ、俺は3年階のトイレや特別教室、ついでに4階の特別教室のゴミ箱も集めて回り、せっせと洗浄。学検会場となって以来の教室の掲示物隠しもはがして回り、廊下のレターケースに残された受験用プリントも回収。すっかり今年度3年部の痕跡を消して回った感じ。

 

昼過ぎに、ついに校長室に呼ばれ4月からの異動先の内示を受ける。希望通りの校種となったが、一番気にしていた通勤距離はあまり変わらず。定年までの残りの年数を考えると、この学校であと7~8年過ごすことになりそう。せいぜい交通安全に気をつけて、慎重な運転を心がけよう。職員室に戻ると皆が好奇の目で聞いてくるが、校種が校種だけに今は言えないとしておく。土壇場で変更されたら目も当てられない。

 

14時から半までの間に中学から電話がかかって来れば、残念ながら不合格と聞いている。やきもきしてその時間を過ごし、14時半ぴったりにA子に電話。Yが出て、「電話なかったよ!」と嬉しそうな返事。しかし合格通知書を見るまで安心できない。今日は年休を取って早退、Iのピアノ送迎を引き受ける予定だったが、結局晩飯作りの方を引き受け、A子が行くことに。Yはニコニコ顔で中学から書類一式を受け取って帰ってきた。間違いなくK高普通科合格。おめでとう。

 

夕食はチキンソテーと胡瓜の中華風和え、根菜類スープ。ホウレン草ソテーを添える。けっこう見栄えよくできたと思ったが、昼が遅かったのかW以外は結構残される。親族・ママ友などから続々お祝いのメッセージが届き、Yは使い初めのラインで懸命に返事を打っている。地域トップ校に受かったのは大きな喜びでもあるが、これまでの優等生的立場ではなくなるというプレッシャーもあるだろう。何より自分の目指す道を見つけて、高校生活を楽しみながら可能性を伸ばしていってほしい。