4時半に起床、洗濯機が一度終わり中身を籠に開け、二度目を動かしてから大会のため5時40分に出発。まだ外は真っ暗。途中すき家で牛丼みそ汁の朝食。会場についてパンフを確認すると役員一覧に俺の名前がない。去年審判資格がないことをカミングアウトしてから、急速に運営側から遠ざかれている気がしていたが、ついに用なしか…。
改めてみると自分も大会要項やら選手のエントリー一覧やら全部学校に置いたままで来ていて、いかに他人事意識でいるかが分かる。今日も仕事がないなら上の観覧席で過ごそうかな~とぼんやり考えていたが、役員数が少なくそれは許されないだろう、結局招集あたりに呼ばれるのだろう、と思っていたが、運営主任のM野さんに済まなそうに言われたのは駐車場係だった。
しかも入り口前や本来の駐車場前は契約した警備員の方々が配置されているので、俺の任務は周辺道路に無断駐車がないか見回ること、だって。他にK高のS戸・N体のM松といういずれも若手がメンバーに選ばれ、俺を主任として廻してくれと腕章・インカムが渡される。ぐるっと周辺道路を廻ってみて、結局入り口と正反対の敷地北東角に立って無断駐車を見張ることに。
大会の進行をまるで見られないなあと思いつつ軍手を取りに会場内に戻ると、(審判資格を取ったので)折り返し審判役のWさんが来て「1年のリレー、個人エントリーされてない奴が混じっているから認められないって」と告げられる。えー、それは6月の大会のルールであって、冬は認められたはずだが…近年参加チームが激増して、厳しくなったのだろうか。いずれにしてもリレー2組分4000円ただ取られというのは納得できない。
とはいえ今さらどこに苦情を言えるわけでもなく、こちらの確認ミスということで引き下がるしかない。1時間交代で入り口から最も離れた人気のない角で通行する車がそのまま路駐してしまわないか見張る仕事を続ける。30年水泳界で働いてきて、行きついた先がこの任務か…と思わないでもない。でも審判資格を取らない自分が悪いのだ、ろう。
休憩時間になっても近くの駐車場に止めた自分の車中でDVDを見て過ごす。大会進行とは全く無縁だ。18時に本来の警備員が上がってしまうので、入り口で3人で送迎車を食い止める仕事を15分ほどして上がる。M野さん異常に俺に済まなそうに気を遣ってねぎらってくれる。やはり引き受け手のない汚れ仕事というイメージはあるのだろう。
仕事を終えて帰宅したのは19時過ぎ。夕食は鶏ささみシソ巻、豚生姜焼き。A子が「お疲れ様」と声をかけてくれるが、肉体的な疲労度はそれほどでもない。頭を使っていたわけでもない。ただ立っていただけ。それが必要な役割なのだからきちんと務めるだけだが、まあ水泳界から離れようと改めて思ったことは致し方ないね。