F市実家の仏壇の部屋で一人目覚める。俺だけこっちに布団を引くのは、やはりいびきがうるさいからだろうか。起きてきたYと一緒に朝食をいただき、7時半に出発。ぴったり予定通り8時15分に塾まで送る。家に帰って洗濯、金魚の水替え。
白くて長い尾びれがきれいだったラプンツェルが、息絶え絶えに水槽の底にうずくまっている。白赤ツートンのオーロラは体を曲げて水面に漂っている。どちらもそう長くないだろう。もう4年以上も飼っているだろうから、老衰は避けられない。しかし2匹が逝ってしまったら残りは6匹、スタート時から半減してしまうことになる。
12時半にまた塾へ迎え。そのままYの眼鏡直しにアピタへ向かうつもりでいたら、A子から「パンクしちゃったので子どもたちを引き取りに来て」と要請の電話。タイヤがバーストしたらしい。俺のもかなりツルツルになっているので他人ごとではない。2人を引き取って改めてアピタへ。大変な混雑で、駐車場の空きを求めてしばしさ迷うほど。
Yの眼鏡、Iの学習帳、夕食材購入と用を済ませて、レシートの額によって福引ができると知り、3人と一緒に並んでいたのに、肝心の番になってYとIが見当たらない。どんどん後ろから人が来るので仕方なく俺がガラガラを廻すが、Iにやらせたかった無念さが募る。結果はカレンダーとティッシュでなんてことはない。慌ててやって来たIに「どこへ行ってたんだ?」と怒り顔で詰め寄ってしまう。
そのまま不機嫌に無言で帰途につく。静まり返る車内、空気を変えようとYがいろいろ発言してくれる。しかし俺も大人げないね。A子の代車が届き、その車で駅までA子を迎えに行く。Iを誘ったのは和解のつもりだったが、結局お互い終始無言。たまたまつけていたラジオで「草野マサムネのロック大陸万遊記」をやっていて驚く。全国ネット放送だったんだ。
夕食は豚骨醤油ラーメンに出来合い叉焼、温泉卵、茹でほうれん草、もやし・ニラ・人参炒めを乗せる。テレビは「いだてん」、Yは食い入るように見ているが、今一つストーリーに入り込めない。あと数回で終わるのだろう。就寝前にIを抱っこし、「まだ軽いなあ」と言いつつやっと昼からのわだかまりを修復。Iも「おやすみ~大好きだよ」と付け加えてくれたのは、怒ってしまったことを気に病んでいた俺への気遣いか。よほどIの方が大人だね、大好きだよ。