土日とも部活のないフリーな休日で、つくづく幸せを感じる。Yが朝から塾に行くのを送ろうと準備していると、「パパは洗濯物やってくれているから、私が行くね」と横からかっさらうようにYを連れて行ってしまった。朝は子どもたちが昨日の巻きずしの残りと肉まんで、俺は自由にさせてもらうと言ってあり、Yの送り帰りに朝ラーメンを食べるのを楽しみにしていたのに…。おまけに洗濯は2巡目が稼働中で、それは俺が干すとも何とも云っていないのに、勝手に俺に押し付けていきやがった。よっぽど家のことはやりたくないと見える。残されたのはA子が「固いから」と齧りかけで残した肉まん半分。頭にきたが、気を取り直して「うまかっちゃん」を作りたっぷりの葱と胡麻・落とし卵で食す。やっぱり旨い、ラクガキの750円素ラーメンよりよほどこちらにして正解だった。
戻ってきたA子は相変わらず慌ただしく、今度はW・Iを急かして実家へ連れていく準備。俺はYが塾を終えたら迎えついでに届ける約束なので、その間はゆっくり一人で過ごせる。と思ったら出て行ったA子からメール、2階ベッドの上に今回お泊りのボストンバッグ3つを丸々忘れてきたとのこと。他にも化粧品や替えの下着など、細々としたものを持ってきてほしいとのこと。どれだけ慌てて出て行ったんだか。
しかし俺も無趣味だね。スマホで動画をダラダラ見たり、テレビ録画を寝転んで見たりであっという間に時間が流れる。洗濯物を取り込んでたたみ、風呂掃除をして、頼まれた荷物を車に積み込んでそろそろ出発しようという段になって、冬にいつも着ているジャンパーがクローゼットからなくなっていることに気づく。またどこに仕舞ったんだか、もともと俺の衣類はそんなにあるわけじゃないので、そのままかけっ放しにして置いてくれればいいのに。あのジャンパーひとつで通勤も私生活も過ごしていただけに、なくなると痛い。
Yを迎えに行き、そのままF市実家へ。もう夕方が迫っているので、着いたらすぐに蔵から米袋を出して精米所に向かおうとすると、なぜかA子も一緒に行くという。実家に酒の用意がないから、途中スーパーで買って行こうというのだ。あれ、俺も泊まることになっていたんだっけ?まあ予定ないからいいけど、替えの下着自分の分は持って来なかったなあ。精米所は17時に仕舞ってしまうせいか、俺たちの後から次々やって来て列になってしまう。長年この場所を使っているが、殆ど他人とバッティングしたことがないだけに驚く。帰りマックスバリューで缶ビールと白ワイン購入。
夕食は義母作の散らし寿司、唐揚げ等御馳走が並ぶ。自家製の生姜漬けが旨いと言ったら山のように出してくれて恐縮。うちではほとんど漬物類が出ないので、ことさら旨く感じる。ワインが進み、あっという間に1本空になってしまう。片づけも何もせずゴロゴロしていられるのは楽だが、義母も80近い年で一方的に世話になっているのは申し訳ない。A子は実家ではとても家事に協力的なんだよなあ…。