まだ暗い中で洗濯物を干す。足の痛みは少しずつ快方に向かっている、ような気がするのだがよく分からない。痛みというよりちょっとした違和感なのだが、びっこを引いているという現実は動かしがたい。昨日のポトフの残りと納豆で朝食。
世Bの授業、E科集団にかかわらずうんざりするほど説明的・一方的で我ながら呆れる。残り僅かの現代史で、こんなに難航するとは。そもそも戦後史を課外でなく授業で展開するのも初めてのことだ。いつも「受験に必要な者だけが聞いているのだから」と自分に言い訳して工夫をしてこなかったつけが、今響いている。
放課後は面接練習に時間を取られる。また明後日もやってほしいというが、ちょっと間を開けさせてもらいたい。何とか片づけ仕事を済ませて、19時前には職場を離れることができた。
平日の夕食時にはこのところスピッツのアルバムをBGMとしてかけていて、今日は「隼」だったな~と準備すると、IがべそをかいてA子に何か訴えている。聞くと昨夜はミニバス練で聞いていなかったので、、昨日かけた「花鳥風月」にしてほしいと言っているのだった。全く正当な理由なのに、何故か俺は腹を立ててしまい、荒っぽく階段を上ってさっき片づけたCDを取って戻り、乱暴に取り換える。相手がビクビクおどおどしているので、余計に暴力的に振る舞っている。何なんだ俺は?
かつてIに頼まれた時には「いいよ~何度も繰り返してやるよ」と満面の笑みで返事をしたくせに、今は「なんで同じ曲を二日続けて聞かにゃいかんだ?」と文句を垂れている。たまらずA子が「じゃあ戻しましょう」と「隼」に入れ替える。YとWが気を遣って曲のあれこれに感想を述べてくれるが、冷ややかな空気は替えようもない。て、俺が作り出したんだこの空気を!
Iはべそをかきながらそそくさと食卓を後にし、Y・Wも食事を終えるとまだ音楽が流れているのに「じゃあね~」と去って行ってしまった。一人テーブルに残って曲を聞き続ける。そんなに暴君として振る舞いたかったのか?幼い子を傷つけて楽しいか?せっかく酒も我慢し、子どもたちとの夕食の語らいが一日の最高の楽しみなのに、なぜ自分でぶち壊すのだ?明日から同じようには聞けないことだろう。