段々夜明けが遅くなり、洗濯物を干す5時半はまだ真っ暗になってしまっている。2階の時はベランダに室内の光が差し込んで干しやすかったが、今は完全に外に出て干しているので手元がおぼつかない。しかし今や子どもたちの洗濯物も増えて、狭いベランダには干しきれないから仕方ないのだ。A子からコーヒーをもらい、定時に家を出る。
例によって学校に来るもトイレに閉じこもってしまうS太に手を焼かされる。頑張って来ようとしている気持ちは買うが、そうそう彼専属で相手もしていられない。結局出てきたと思ったら保健室へ、そして帰宅。母親には一連の経緯をメールで報告しておく。卒業まで本当にあと少しなのだが、その山は周囲が感じるよりずっと険しいのかも。かく言う俺も休み明けの朝など、鬱々とした気分で職場に向かう気持ちは同じである。
放課後に何とか課外をこなし、そのまま直帰したい気持ちをこらえて温水プールへ、練習に合流する。Wさんは予想通り「そのまま帰られても良かったのに」と言ってくれるが、まだこれから甘える機会も多々あるだろうから、顔を出せる時には出しておきたい。そのWさん、練習終わって解散前に「じゃあ後はよろしく」と一足先に帰ってしまった。まあ俺が役に立つのであれば来たかいがあったというものだ。
帰って夕食は、先日のバイキングで俺が旨いと連呼していた梅とろろオクラスパゲティ作りにA子が奮闘してくれている。ちょっとだし汁の分量が少なく感じたが、概ねイメージ通りに仕上がる。サイドはポトフ。Wが「今日はジュース飲めるね」と嬉々として準備しているので、今日から人間ドックの木曜まで断酒しようかと思っていた気持ちが簡単に崩れる。発泡酒と、それでもワインは控えめにしておく。