PTCのコンクールが一段落したと思ったら、今度は双方の親族交流の時期に突入する。11日には弟一家が到着するのでIの部屋を片付けて二人が泊まれるようにしなければならない。A子は悲壮な表情で俺に協力を求めてくるが、俺も11日までは進路説明会だの市民スポーツ祭だのやる事があってそうそう自由にはなれない。まあできる準備を進めていくしかない。

 

いつものごとく6時半前に部活へ出発。今日の練習は距離系でボリュームがある。それでも7千超なので、3時間程度。暑さも去年ほどの酷暑にはならず、日差しさえ遮れれば結構過ごしやすい。水温も午前の早いうちなら32℃程度で収まっている。今年は循環器系のトラブルも(シーズン当初にはあったが)その後は皆無でプール管理も楽だ。問題は、俺が今後転勤して改めて主顧問となった時、かつてのような情熱を持った取り組みを復活させられるかどうか。すっかり腑抜けてしまっている現状だ。

 

課外も最終日。結局N村は今日も姿を見せず。一昨日の課外終了時にうんざりしたように突っ伏していた姿が思い起こされる。これまでE科の中では比較的俺に対し素直な対応をしてきた彼女だったが、課外に出て俺の授業に対する失望を新たにしたのだろうか。なんて生徒の反応をこんなに気にすること自体これまでなかったことだが、今年はいろいろ自信を無くさせることが続いてすっかり臆病になってしまっている。

 

定時に帰宅して夕食準備。今晩はノンアルの日とWが厳しいので、あっさり目の中華丼と冷奴。とはいえ厚めの豚バラ肉をこんがり焼いてご飯の上に敷き詰めた上に、とろみをつけた野菜餡をたっぷりかけたスタイルなので結構満足感のある仕上がりとなった。アルコールを抜いても(実は作りながら風呂上がりに発泡酒1本だけもらっている)、夜21時過ぎには眠くなるのがデフォルトになっている。食後階上へ上がり子どもたちと関ジャニのデビュー間もないころのライブ映像を一緒に見たのだが、ファンでなければ到底耐えられないくだらないふざけ合いが続くのにうんざり、早々に降りて床につく。