朝から暗く憂鬱な気分。つくづく俺は生徒から嫌われることを恐れているんだなあと実感。気持ちのデトックス効果を期待して、日記にことさら露悪的に昨日の授業評価の顛末を書くけれど、却って意識に鮮明に上ってしまい、その後鬱々と過ごす羽目になった。せっかくの予定のない素敵な休日だというのに…。とはいえ実は今日は3学年一斉の模試の日であり、教員の過半数は出勤している。定期テスト直後ということもあり、多くの先生が採点がてら監督料をいただけるのならと積極的に名乗り出たため、俺の出番はなくて済んだというわけ。

 

母子に目玉焼きと焼きたらこの朝食を用意し、Iをミニバス練習に送り出す。A子は実家で伴奏の仕事。Y・Wは午前中はやることなくゴロゴロしている。午後から帰ってきた二人を含めてO村さん母娘とコストコへお買い物に行くのだと。しかし上二人の中学生は、運動部に入らず塾にも行かず、部屋でゴロゴロしていることに何の抵抗も感じず伸び伸び過ごしている。この辺りが俺の子供時代(ていうか今でも)と違うところで、俺は何か有効に時間を過ごさねばと強迫観念に追われていた記憶がある。お袋に幼少の頃から「男の子は元気よく外に遊びに行きなさい」と言われ続けて育ったのがトラウマとなっているようだ。結果小中高と好きでもない部活に入り、この年まで水泳に身を捧げる人生となってしまった。にしてはタイムも技術も平々凡々たる成果に過ぎないが。

 

いやいや、よく言う「毒親」的存在に人生を狂わされたなどと泣き言をいうつもりはさらさらない。俺は極めてまっとうな親に大切に育てられ、大学まで出してもらえて本当に感謝している。第一、その部活経験があったからこそ自信を持って教員として部活指導ができてきたのではないか。俺の人生に十分キャリアが反映されていて、有り難いほどだ。ただ、「こうあらねばならない」という外見・外聞にずいぶん踊らされる価値観を築き上げてしまったために、今も「生徒に嫌われているダメ教員」というレッテルを自分に張り、必要以上に自己嫌悪に苦しんでいる。それに比べ、「休みの日だから思い切り寝るんだ」といつまでも布団にくるまっているY・Wの、その屈託なさがとても貴重なものに思える。下手でも好きでミニバスに没頭するIといい、ほぼ帰宅部状態の自分を何ら恥じることなくやるべきピアノに邁進する上二人といい、本当に俺より精神的な自立度が上だと思う。

 

ほらほらこう言うj卑下・自己否定が悪い癖なんだって。子どもたちは(今のところ)心から俺を尊敬し親愛の情を示してくれている。それは嘘偽りなく全く以て真実に感じている。それだけで俺は誰よりも誇れるし、生きる意味を手に入れているではないか(それも大げさだね)。昼は焼きそばを作り、帰ってきたIとA子にも振る舞う。そして慌ただしく4人でO村家へ出かけて行った。俺は週末になるとお袋見舞いに来てくれるN代叔母さんを駅まで送り、そのままお袋と一緒に杏林堂で買い物。ドラッグストアなので生鮮食材のラインナップが少なく、献立決めに苦労する。

 

洗濯物を取り込み、家族メンバーごとに分けて階下リビングのテーブルに積んでおく。こうすると各自の部屋に持ち帰ってくれるようになりつつある。夕食は青椒肉絲と義母お持たせの揚げ物でいいか、と思ったら、コストコ近くのスシローで子どもたちだけで食べてきたいとの連絡。本当はYとRこちゃんだけの予定だったのにIが一緒に食べたいと大ごね、それじゃWもと加わり、R子ちゃん妹のK菜ちゃんは別に行きたくなかったようだがお母さんから「あなたも一緒に行動しなさい」と諭され、結局子供5人で回転ずしになったとのこと。R子ちゃんがしっかりしているから心配ないだろう。

 

帰ってきたA子と二人で青椒肉絲(結構旨くできた)と冷奴の夕食。昼の焼きそばの残りを食べてしまったので白飯はパス。しかしWさん推奨で部員と共に俺も入れた食事レコードアプリによると今日もカロリーオーバー、特に脂質の取り過ぎが目立つ。食後のピーナツ一袋は、そりゃオーバーになるだろう。