そんなに仕事に一生懸命になるつもりはないのにな…。昨日のクレーム母子との対応は、うまく収めた後ももやもやが残る。別に来たくないなら来なければいい、そんな言葉がこみ上げてくるのを堪えての平身低頭だった。まあ頭を下げるのを苦痛に思うほど青くはないのだが。そんな複雑な気持ちでいたら、朝また件の母親から電話、対立していたもう一方の女子生徒が「自分の要望を全部聞いてもらった」と吹聴しているのを聞いたというのだ。知らんがな。

一生懸命言葉を尽くして、どちらかの側に立った編成ではないことを理解してもらう。ついには母親は「先生のおっしゃることはよく分かりました、娘は納得できないでしょうが…」とまで矛を収めてくれた。あとは時間に解決してもらうしかない。やれやれと席に戻ると、問題を作った元担任のK藤氏が「今年も学習時間調査表作ってくれない?」と呑気に尋ねてくる。先日自分で作ると納得したばかりじゃないか、もう面倒になったのか。今年は教務でもないので断ると、いろいろぶつぶつ言いながら去って行った。主任は担任の下働きがメインだとでも思っているのだろうか。

授業は全く準備していなくても惰性でできる内容なのが救い。しかしこれでは俺の教員としての資質が劣化してしまうなあ。早めに来週の日報を作り、今日はPTA役員会の振り替えで2時間早く帰らせてもらうことに。今の試行期間の時間割では、俺は何と金曜午後が丸々空くのだ。残念ながらこの後の調整で、5限に授業が入ってしまうそうだが。せっかくのチャンスなので今日はもう帰ろう。Wさんに「ちょっと家の都合で帰らなくちゃならなくて…今日の温水プールはパスさせて」と言うと、何かを感じたのか苦笑しながら「いいですよ」の返事。口から出まかせを見透かされたようで居心地が悪い。

お袋を見舞って、買い物をして帰る。A子とIは既にピアノに向かっているが、家にいたYとWはびっくり。「パパ早いね~Yたちこれから習字だから」と去って行ってしまった。風呂掃除をし、夕食準備に取り掛かる。今晩はポテサラと焼き肉、ナスともやしの肉汁炒め。風呂に入り、飲みながら作っていたら、家族が揃う頃にはずっかりいい気分。テレビはカラオケ女王の対決などを見ていた気がするが、よく覚えていない。それより子供たち、固いと言うと思った牛肉が大人気、Iなど「また絶対勝ってね」だと。だんだん味覚が高給になって困る。