良い天気だが風が冷たい。苦労して洗濯物を干し、母子を起こす。YとWは友達とサンストへ映画を見に行く約束になっているのだ。朝食はご飯と納豆、キャベツと叉焼の味噌汁、昨日のカボチャ煮。母子を送り出してのんびり過ごす。Iは映画が怖い内容と思ったようで(ファンタスティック・ビーストの続編)同行せず。参加者は皆YとWの同学年だし、Iも次第に自分の世界観で動くようになっているのだろう。それにしても何度も玄関先に出たりして、ママの帰りが待ち遠しいようだ。

A子は戻ってから本格的にリビングの、ついで風呂場の掃除に取り掛かる。ついに発動してくれたかと有難い思い。つられてIも自部屋の片づけに取り掛かり、俺は居場所なく寝室で窓越しに日光を浴びながら学校図書館から借りてきた「想像ラジオ」(いとうせいこう)を読む。死者の想いをどのように共有できるか、という荘厳なテーマが軽妙な文体で描かれている。正直よく分からないが、独特だなあとは思った。俺たちが死者を想うのでなく、死者の想いを汲み取るという発想。しかも生きている俺たちは介入できず、死者間でのコミュニケーションを傍聴するだけというもの。ま、すべてが「想像」だと最初に謳ってしまっているので、何でもありだわな。

家人が一生懸命に作業していると、不思議と乗り遅れた感じになってことさらにだらだら過ごしてしまう。Iを連れて今晩の夕食材買い出し&ガソリン補充に出かける。スーパーは夕方前だというのに満員、清の里のまるかわ餃子も売り切れ、スタンドも給油の列に並ばねばならないほど。年末の準備で人出が一段と多い。明日の買い出しは午前中に済ませたほうがよさそうだ。懸案のUSCカード利用での500円割引券はやっと使うことができた。

今晩はA子は友人との集まりで不在、風呂場をピカピカに磨き上げて「じゃ、後はよろしくね」と悠然と出て行った。いつものように「申し訳ないね~」という低姿勢はみじんも見せない。俺が何より掃除片付けに価値を置いていることを知り抜いているから、「これで文句ないでしょ」といった風だ。もちろん俺も最高の笑顔で「ありがとう、気をつけて行ってらっしゃい」と送り出す。いつもこうならいいんだけどね。

夕食はポロネーゼ風ミートスパゲティ、チキンサラダ、総菜屋で買ったウズラ卵フライ。スパゲティは3人とも好物で、4把茹でても全員完食。三人の皿にそれほど差をつけなかったにもかかわらず、Iもぺろりと、というかIが一番早く食べてしまった。その代わりサラダは残したけどね。テレビはジャパングル、新しい回かと思ったら子どもたちが見たことあるという「水」。言われて見ると確かに。でも楽しく最後まで見た。あとはクロニクル、サタプラ。A子は今晩は遅くなりそうだ。