ついに修学旅行の日。幸い好天で、荷物確認をしてA子に最寄り駅まで送ってもらう。子どもたちは玄関でそれぞれハグを求めてくる。元気で行ってくるからね。
H松駅前に集合、皆時間通りに集合できて「ひかり」に乗り込み出発。東京駅で東北新幹線「はやぶさ」に乗り換え、計4時間弱の電車旅。途中トランプを始めた生徒たちに、注意しようかどうか迷うが、K原先生の「学校生活と同じように振る舞うと指導してきていることだし…」との声で、やめさせて廻る。気になるなら自分で注意しろとも思うが、主任が動くことで学年の統一見解として指導しているのだと思わせたいのだろう。
函館北斗駅に到着、帯同看護師のH瀬川さん(明るく話好きの方だった)と合流し、バスに乗り込んで最初の研修地は五稜郭タワー。タワー内はすぐ見終え、公園内を散策。天気が良くて気持ちいい。函館駅で校長と入れ替わりでトイレに行ったので遅くなり、A班主任をお願いしてあるF原さんに「全員揃いました、先生待ちでした」と嫌味を言われたので、とにかく早く戻ろうと早足になる。結局この後研修中ずっと誰より早く来て待機しているようになってしまった。俺も神経が細い。
次は赤レンガ街で自由行動。何となく流れで校長と一緒に行動することに。高田屋嘉平記念館、坂本龍馬記念館を巡る。なぜ北海道で竜馬?と思ったら、明治政府に竜馬の後継ぎと認定された甥にあたる人物が、北海道へ開拓にやって来て、その後も子孫が住んでいるらしい。他にもいろいろ見どころの多い街だった。
近くのビヤホールで夕食。卓盛りの大皿料理を取り分けて食べる。フライ類や炒め物など脂っこいのが多くてあまり食べれない。今年はずっと昼を食べない方針でいたが、旅行中はそうもいかないので新幹線内で牛タン弁当を食べた。そのためかさっぱり腹が減っていない。生徒も結構残しているようだ。勿体ないが仕方ない。
函館山にバスで登り、夜景観賞。バス車内で山影から現れた美しい夜景に、悲鳴のような感嘆の声をあげる生徒たち。今日がいい天気で本当に良かった。地震の影響で観光客が減っているということだったが、平日にもかかわらず結構な人出で駐車場が埋まっており、頂上手前になってバス車内で30分ほど待たされる。これでもスムーズに流れている方なんだと。
ホテルに着いてやっとしばしの自由時間。部屋長会の前に職員打ち合わせを、というF原さんの要望に従って職員を集めるが、あまり質問もなく規定事項をなぞる程度。しかしその後の部屋長会ではやっと主の自覚をもって生徒たちの指導に当たってくれた。自室に戻り、A子と子供たちにラインをして今日の簡単な報告。やれやれ、やっと一日目が終わった。