今日は中学生一日体験。部活は中学生が見学できる10時半開始にしたので、通常勤務に近いこの日の方がゆっくり家を出られる。ラジオ体操の当番も今日からなくなって、母子は気持ちよさそうに寝ているので起こすのが忍びなく、朝食をとらずにそっと抜け出す…つもりが、A子が起き出して見送ってくれた。最近のA子は俺の見送りをかなり徹底してやってくれているが、何か心境の変化でもあったのだろうか?


学校では打ち合わせの後、体育館で集団ごと受付の総まとめ役。自然と全体に向けての諸注意や先生方への指示が口をつく。これまで俺はどちらかというと前に出ず最低限の仕事をこなして極力出しゃばらないようにしていたが、主任を引き受けて以降は何か「率先して動かねば」という気にさせられてしまう。おだてられて木に登る典型的な小役人だ。でも仕事を果たし、全体の役に立っているという実感は得られる。以前は動こうとしない人に対し腹も立ったが、今は「俺がどう動くか」を優先して考えられるようになっていて、我ながら健康的な思考だという感じ。

前後半とも体育館で過ごしたので、授業その他の様子は分からず。今年も案内役の1年が活躍してくれ、概ね滞りなく全大会は終了。校長・副校長からも大いに感謝された。俺は当日えらそうに目立った指示をしただけで、下準備をしてきたG藤さんの方がよほど大変だったことと思うが。その後は部活に合流。焼けつくような日差し。また猛暑がぶり返してきた。パラパラとだが、総勢30人くらいは見学に来ただろうか。しかし去年もずいぶん盛況だった割りに、実際に入ったのは5人、その中でも見学をした者は一人だけだという事実が、期待を減じさせる。

汗だくになって職員室に戻り、明日の転入生オリエンテーションの準備をしてしまうと、とりあえずやることはない。アマゾンで取り寄せた山里亮太の文庫本「天才はあきらめた」を読んで過ごす。本人のせこさや妬み・焦りなどの負のオーラが、芸になっているほど克明に描かれていて感心する。売れる芸人の努力のほどと、それを可能にする天性を垣間見た感じ。定時に帰宅。

夕食はA子が生姜焼きと豚汁を作ってくれる。軽く発泡酒と焼酎水割りにとどめる。Y・Wと、俺の趣味で録った「ジャパノロジー+(外国人向けに放送する、オール英語の日本文化紹介、今回は「花火」だった)や70~80年代UKロック番組特集などを見て過ごす。子供らは何でも面白がって見る。Iがミニバスから帰ってくる21時には、すでに眠くて仕方ない。そのくせ夜中に目覚めてユーチューブなど見ふけってしまうのだから、あまり健康的とは言えないなあ…。