Iが昨日ミニバスの体験から帰ってきたときの顔は本当に輝いていて、心から楽しい思いをしたという様子だった。こりゃピアノに縛り付けていられる時間もそう長くないと思ったが、A子は如何に…。さっそく今朝も、寝起きが悪くてぐずぐずしているIに「きちんとピアノ練習しないんならバスケもやらせられないよ!」と怒っている。一応彼女の肩を持って「ママの言うこと聞いてテキパキ動けよ」と加勢したが、こういう強制ではますますピアノが嫌いになるのではという危惧もある。
学校はやっと週末。欠席者のためテスト返しができず授業を続けねばならない科目も。昼休みにWさんが来て「先生今日も採点忙しいですか?」と聞いてくる。俺が平日の練習をほとんどWさん任せにしているのは、決して自分の授業準備や採点など誰もがやらねばならない仕事を優先しているからではなく、欠席者の追試対応や中学校訪問のアポ取り、日報作りなど学年主任として他に振ることのできない仕事があるからやむなく…なのに、こういう聞き方をしてくること自体、彼の中に不満が高まっているのだろうと推察される。
おまけに今日はピアノの迎えを頼まれていて、アルバム写真撮影が終わったらすぐに出発せねばならない。これは正真正銘エゴ理由だが、他に替えが効かないという点では同じだ。それに今週と来週の日曜は彼が休んで替わりに指導することを請け負っている。つまりお互い様だと俺は認識している(プール管理や大会エントリーなどを俺が丸々引き受けていることを思えば、練習指導だけに特化して引き受けている彼の方が負担が少ないくらいだと思う)。まあ彼はすぐに「分かりました」と今日の依頼を断念してくれたが、心中は如何に。
まあどう思われようと自分に恥じるところがなければ堂々としていればよい。学校を定時過ぎに出てM乃先生宅へ。Iと一緒に車中でEテレを見ながらWのレッスンの終わるのを待つ。終わって帰る途中にガソリンを入れ、夕食材は買ってあるというのでそのまま家に。今晩はA子がPTAの懇親会なので巻きずしなど。ワンタンスープ、スナップエンドウなどを添える。テレビはペコジャニなど。子どもたちは次々見たがるが、アルコールを入れつつ見ている俺は一つで十分、すぐに眠くなる。
体重は食事前で63.2kgとこのところの最低値に接近して、土日で65kg台に戻してしまうというのがここ数週間のパターンだ。しかし痩せ続けることが目的ではないので、この程度のペースでいいのかな。A子は21時半ごろに帰着。俺はIの部屋に入らせてもらい「ラプラスの魔女」の続き。最後まで展開が読めずワクワクさせられた。本当に巧みなストーリーテリングだと思う。あえて難癖をつければ、謎解きに不可欠な役割を担う刑事を参入させるために、被害者となる映像クリエーターの母が勘で「嫁が怪しい」と送った手紙が、彼の心に残り単独での調査に向かわせる、というところが苦しいかな。