小・中・高ともに始業式。A子は俺より早起きして弁当用意。俺はかろうじて洗濯物干しの役目を果たす。天気は良好、しかし明日の入学式は崩れそうだという。



28HRの教室へ行って出席確認。壇上で「一年間よろしくね」と言うと、皆「えっ」と言って顔を見合わせる。その後の始業式で公務分掌が発表され、副校長が2年主任として俺の名を呼ぶと、今度は声こそ出さなかったものの多くが後ろを振り向き俺を見やる。どういう心境か…。

その後の生活点検で隊形がほぐれると、すぐH田K乃がやって来て「なんで先生担任じゃないよ~」と不満を訴える。嬉しいね、そう思ってくれるだけで今年の重責を頑張れるよ。生活点検では概ね問題はなかったが、春休み中に眉毛を抜いて形を整えていた女子が一人残されて生徒課からかなりきつく叱責される。当然俺も横に立ちいかめしい顔をしていたわけだが、促されてもなかなか厳しい言葉は出ず。「気持ちを切り替えて学校に来るんだぞ」と言うのが精いっぱい。

その後の課題テストを終え、最初のLHRで当然担副の自己紹介をするのだろうと教室に出向きしばらく後ろに立っていたのだが、若いS本さんはテンパっているのかいきなり係決めから始め、放置状態の俺は仕方なく職員室に戻る。担任でなくなるというのは、こういう隔靴掻痒をずっと感じ続けるということなのだろう。

大掃除、自分の分担場所を手早く終わらせ、体育館の入学式場作りに加勢。ここでも元18HRの生徒たちから「絶対また担任だと思ってた~」「世界史ではうちの教室に来るんでしょ~」等々、嬉しい言葉をかけてもらう。1時間以上かけて式場作りを終え、やっと生徒は放課。

午後は不登校で原級留置となった生徒の保護者が来校、校納金を受け取る。今後の見通しを聞くも、とにかく学校のことを話題にすると黙ってしまうとのこと。今はまだそっと見守り続けるしかない、しかしいつまでも待てるわけではない。職員室に戻り、明日の受付で配る資料の確認、親睦会の会計報告の仕事、今年度から担当するチャイムの鳴らし方チェックと、やることは山のようにある。



明日の日報を出したところで今日は切り上げる。家に帰って19時半、母子もYの歯科矯正から帰ったばかりで夕食準備はこれから。A子の「お疲れ」にこちらも同様の言葉を返す気にならず「疲れました」と答えてしまう。こういう些細なやり取りがお互いのストレスを高めるのに…。

風呂での体重は64.7kgとまた最小値更新か。夕食は餃子を焼き、もやしとえのきとベーコンの炒め物を作る。プリン体ゼロの発泡酒1本。A子が子供たちの担任やクラス陣容についていろいろ愚痴を言うので「そんなに自分に都合よくいくかよ」と思わず反論してしまう。これまでは聞き流していたのだが、学年運営の大変さを身に染みて感じている身としては、たとえ俺とは関係のない学校のことでも一方的に文句を言われることに我慢がならないのだ。