今日で時間割を完成させ、教務の仕事にけりをつけねば。まだ学年の新年度を迎える準備が全然できていない。小心者としてはこの焦燥感が何よりも身に応えるのだが、主任を引き受けてしまったからには慣れていくしかないだろう。部活もないためゆっくり目の7時半過ぎに家を出る。

時間割が大変と何度もこぼしてはいるが、実際は俺以外のメンバー、特に生徒課に移った3年主任のF城さんが主に案を出していて、実務は情報課のW久田さん・有能若手のK村さんといったところが進めていて、俺は時々改善案を出すだけ。しかし考えている時間や労力は一緒なわけで、思考力がついて行かないだけなのだ。

昼過ぎにどうやら終わり、明日各職員に配布することに。やっと学年の仕事に取り掛かれる。まずは4日の会議資料作り、それと並行して始業式・入学式の学年分担の準備、松波会の会計の〆は担当だったO張さんが退職のため俺に引き継がれ、膨大なメモが残されていたが読んでもちんぷんかんぷんだ。職員全員に返金をせねばならないということだが、どうなることやら。

とりあえず会議資料は揃え、始業式の日に配布する予定の学年だより第1号の文面を考えているところで頭が疲労に敗北、ろくな文章が考えられなくなったところであきらめて帰ることにする。まだ2日あるし大丈夫だろう。もう時計は18時を廻っている。さっきA子から帰宅時間を問う電話があったが、今後も遅い日が続くのだろう。これまでのように夕食準備を引き受けるのは難しそうだ。

19時過ぎに帰ってA子の夕食準備の手伝い。焼きサバ・味噌田楽・冷奴。日本酒を1本だけ。母子は図書館に行ってきたようで、Yは「疾風ロンド」以来嵌っている東野圭吾の作品をたくさん借りてきたようだ。既に「xの献身」は読了、俺の勧める「パラドクス13」や「秘密」「ナミヤ雑貨店」等々を借りてきた。これらのSF味を、ファンタジー文学寄りのYがどう受け止めるかで評価が変わってきそうだ。