今日明日と最後の二日の部活は開館頭が取れず11時開始と遅いスタート。なので朝はゆっくり、冷やご飯の卵かけで朝食。洗濯物を干そうとベランダに出ると風花が舞っていて、ちょうど起きてきたIが目を輝かせて素早く着替え、外に飛び出していった。とても積もるような雪ではないが、奴にとっては大イベントのようだ。予報では8時過ぎには晴れるというのでそのまま干すが、結局この一日はどんよりとした薄曇りで時々山の雪が小雨になって流れ落ちてくるというような天気だった。
プールで部員たちに挨拶させ更衣室へ移動しようとすると場長から呼び止められ、「一般客からの投書でK南生のロッカー使用状況が悪いと苦情が上がっている。このままでは専用利用を許可できない」と言われてしまう。俺も平日放課後の練習では一緒にロッカーに入ることが何度かあったが、そんなにひどい使い方だったろうか?疑問にも思うが場長は「時間帯と人数規模から言ってK南生に間違いない」と断定するので引き受けるしかない。部員を集め事の次第を話し、丁寧な使用を呼びかける。部員たちも練習場所を失いかねないという危機感が伝わったのか、神妙に聞き入っている。
練習は真面目に取り組んで2時間が過ぎる。昨日作った来年当初の練習計画やエントリー代負担の依頼・大会要項などを配布して解散。Wさんはこの寒空の中をゴルフ練習に行くという。俺は職場に戻って書類整理、明日の成績不振者再テストの問題チェック。幸い対象全教科揃っていてすぐに終わる。早めに帰途につく。
帰りにK本内科により、10月のドック診断内容を渡し判断を仰ぐ。これまで同様の治療継続かと思いきや、「肝臓の数値から、このままだと肝臓がんになりかねないリスクがある。血糖値も、既に糖尿病になっている可能性があるので、年明け早々に午前いっぱいかけて行う血糖値検査をやらねばならない」と伝えられ、暗澹たる気持ちになる。とにかく痩せることが一番と言われ、これまでのようになし崩しに元に戻ってしまうことなく食事を替えていかねばなるまいと決意。しかし今晩のメニューは既に決まっていてスパゲティなんだよなあ…。
家に戻って通院の内容を伝えようとピアノ室に入ると、A子が俺の顔を見た途端に「(Iの)皮膚科が混んでいて、そのあとIがどうしてもと言うのでお菓子作りをやって、何にも(家のことが)できていないの」と堰を切ったようにこぼし始めるので、伝えるタイミングを逸してそのまま二階に上がる。思えばYの誕生以来もう13年になろうというわけだが、ずっとこの愚痴(というか言い訳)の下に家事を放置し続けているのだと思うと、もはや育児は関係なく俺とA子の変わることのない立場を示しているのかもしれない。
その後上がってきたA子に診察結果を話すとたいそう驚いて心配してくれたが、家事をほとんどしない彼女のサポートは正直期待できないんだよなあ…。夕食はミートソースとツナ納豆の2種類スパゲティ、すき焼き汁の残りを使った南瓜の煮つけ。子どもたちでどっちがいいかを言い争っていたので2種類とも作ってみたのだが、糖質てんこ盛りだと我ながら思う。そして結局上と下の二人は1種類しか食べず残すのだった。全部食べてくれたWがことさら愛おしく思えるよ。もちろんアルコールは抜き。