のんびり起きて洗濯。予報では夜から雨になりかなり降るとのことだが、この暖かさではホワイトクリスマスにはなりそうもない。Yのためにお粥を炊いて皆で食べる。A子が卵焼きを用意。Yの具合はそれほど悪くはなさそうだが、A子は「48時間以内でないと効き目がないから」と、何としても今日のうちに休日診療にかかるつもりらしい。寝てれば治るのに、わざわざ混みあった待合室で何時間も過ごすのはどうかと言っても、聞く耳を持たない。

彼女としては家族にインフル患者がいる間は家でのレッスンができないため、一刻も早く治したいのだろう。空いていそな休日診療を探して出かけて行ったが、結局帰って来たのは15時近く。今日もほぼ一日家は放置だ。年始までにあちこちの片付けが間に合うのだろうかね。家にいないくせに片付けの権限を手放さないのが困りものだ。俺は家で病人の布団を干し、下二人と駐車場でサッカーゲーム。昼は昨日一玉余ったラーメンを茹でて二人で分けて食べさせる。

「やっぱりインフルだった」と勝ち誇ったように帰ってきたが、そんなのは分かり切っていたって。入れ替わりに俺がケーキの受け取りにピアゴへ。ジュースやチョコも買う。A子がチキンを焼く間、三人でカルタで遊ぶ。Yも普段は一人で本を読んでいる方が好きなはずだが、病人扱いが続くと人恋しくなるのか一緒に遊びたがる。もちろん下二人は大歓迎だ。まあ厳然と隔離するよりも、家族の中ではうつってしまうのを受け入れるしかない。カルタはIが奮闘し、百人一首はYの圧勝。札が半数を切るとほぼ全て上の句の段階で押さえてしまい、俺とWは見守るのみ。結局マジに取り組んで俺は3割も取れず、Yが60枚。

チキンを食べ、「はらちゃん」を見て、ケーキを食べる。A子は何度も「はらちゃん」に感動したと反芻している。俺は前半の越前さんが疑っている間の方が話がシンプルで良かったような。

子ども達を寝かしつけ、プレゼントを枕元に置く段になってA子と言い争いになる。俺は、Yはもう中学生なので翌日に俺達から手渡しでいいのではと言うのだが、A子はそれだと下二人の分も親が用意したと分かってしまうと言って譲らない。何でそういう理論になるのか分からないが、用意したのはあなただからそれでいいよと言うと一旦出て行って、後になって「枕元に置いておいたけど、明日部活から帰ったらパパから『あれはパパ達からだよ』とYに説明して」と言ってきた。その方がずっと不自然で下二人にもサンタの正体をばらすことにつながりかねないと思うのだが、もう面倒くさくなって「ハイハイ」と引き受ける。